南海電気鉄道は30日、ステンレス無塗装の6000系と現行のラインカラーを施した6000系の車両撮影会を3月2日に小原田検車(車庫)で開催すると発表した。あわせて目玉商品「貫通扉車号板」などの鉄道部品オークションを参加者限定で実施する。
6000系は南海電鉄にって最古の車両であり、総勢72両を製造したが、新造車両への置換えが進み、現在は24両となっている。昨年9月から、1992年頃のステンレス無塗装に戻した6000系(6両)を運行し、多くのファンから好評を得ているという。
3月2日のイベントは、無塗装と現行カラーの6000系2編成が並んだ状態を撮影できる貴重な機会に。リクエストに応じて、方向幕転換、ヘッドマークの取り付け、扉の開閉等を行う予定としている(時間の都合上、リクエストに応えられない場合もある)。撮影会限定グッズとして、6000系マフラータオルが参加者にプレゼントされる。
撮影会と並行して、鉄道部品オークションの入札も実施。目玉商品として「貫通扉車号板」「車内車号銘板」「方向幕正面」を出品する。オークションの落札結果は撮影会終了後に発表。他の鉄道部品の通常販売も実施される。
イベント開催日の3月2日は、第1回(11~13時)と第2回(14時30分から16時30分まで)の2回開催予定。各回とも撮影時間は80分となる。会場の小原田検車は高野線の御幸辻駅から徒歩約20分の場所にあり、当日は現地集合で駐車場はない。
参加費は大人(中学生以上)1万3,000円・小児(小学生)6,500円。小学生のみと幼児の参加は不可。申込みは「ぶらりたび」サイトで2月6日10時から2月13日17時まで受け付けるが、先着順で各回120名(計240名)とされており、募集人員に達した時点で終了となる。