「マリーンズ-チェコ ベースボールブリッジプログラム supported by Panasonic HVAC Company」のロゴ(球団提供)

 ロッテは30日、石垣島春季キャンプにてチェコ代表コーチアレックス・ダーハクさんのコーチング・インターンシップを実施することになったと発表した。

 この取り組みは、2023年に開始したチェコ共和国での野球振興とスポーツを基軸とした文化交流を推進する「マリーンズ-チェコ ベースボールブリッジプログラム supported by PanasonicHVAC Company」の一環として行われる。

 今回のコーチング・インターンシップは、日本野球への理解を深める機会を提供しチェコに還元することを目的として、2023年WBCのチェコ代表として参加したアレックス・ダーハク打撃コーチを春季キャンプに招待し、キャンプ初日の2月1日から2月11日までの日程でチームに帯同する。

 昨年8月には、チェコ代表のパベル・ハジム監督、マルティン・ムジーク選手、ルカーシュ・エルコリ投手の3名が来日し、吉井理人監督や荻野貴司外野手、山口外野手と面会し交流を深め、その日の試合前のグラウンドに登場し、3名を代表してハジム監督が始球式を行った。

▼ チョコ代表打撃コーチ アレックス・ダーハクさんコメント

「昨年3月には日本で、大勢のファンの前でチェコ代表としてWBCに参加しました。今でも信じられないような出来事です。だからこそ今回、すばらしいチームの協力のもと日本に戻って来られるのを光栄に感じます。何より、日本のファンの皆様が野球という世界最高の競技を応援し、愛情を注いでいるということが、この特別な機会をつくってくれました。本当にありがとうございます!今年のマリーンズのキャンプに参加し、共に学び活動できることに興奮しています。野球と人生はよく似ています。一日一日、よりよい未来に向けて前に進もうとするのです。この度のコーチング・インターンシップは、私が野球の指導者としてだけでなく、人間として成長するために与えられたものだと受け止めています」