20日に放送されたテレビ朝日系ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(毎週土曜23:30~)第1話の見逃し配信が、テレビ朝日の歴代全番組史上、初回配信再生数トップとなる420万回を突破した。27日放送の第2話も1日で110万回再生を記録している。

  • 『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』より=テレビ朝日提供

■『離婚しない男』見逃し配信が絶好調

大竹玲二氏による人気漫画『離婚しない男』(講談社ヤングマガジンKC)をドラマ化する今作は、妻の不倫に気づかぬフリをしながら不倫の証拠を日々収集し、わずか1割と言われる父親の親権獲得を目指す男の姿を描くリコン・ブラックコメディ。今年3月31日をもって32年間活動してきた放送作家業と脚本業から引退することを発表した鈴木おさむ氏の地上波連ドラ最後の脚本作となっている。

主人公のサレ夫(不倫サレた夫)である岡谷渉を、喜怒哀楽を前面に押し出した力演で魅せる伊藤淳史、渉の妻・綾香を地上波ギリギリの体当たり演技で体現した篠田麻里子の覚悟、綾香と不倫を重ねる芸能事務所の統括マネージャー・司馬マサトを演じた小池徹平の狂気に満ちたエロティックかつミステリアスな熱演、渉と凸凹のバディを組むことになる探偵・三砂裕に扮した佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、凄腕の離婚弁護士・財田トキ子に扮した水野美紀による癖の強いキャラクターなど、キャスト陣の奮闘が大きな反響を呼んでいる今作。ABEMA・TVerをはじめとする第1話の見逃し配信は、現在、テレビ朝日歴代全番組トップとなる420万再生を突破(4,246,680再生 ビデオリサーチにて算出 期間1月21-1月27日)し、27日に放送された第2話も、TVerドラマランキング1位を獲得、配信から1日で110万再生を突破(1,108,232再生 ビデオリサーチにて算出 1月28日時点)している。1・2話は、現在ABEMA・TVerで無料見逃し配信中。

■メインビジュアルに使用されたあの場面がついに登場!?

マサトと綾香が大福餅の粉に大欲情する衝撃の出会いのエピソードや、前歯に続いて渉の薬指がまたまた破損、「綾香汁の味がする……行列ができるよ」という過激なセリフ、綾香とトキ子が対峙した際の緊張感あるやりとりなど、おさむワールドがさらに加速した第2話。2月3日放送の第3話では、綾香と、愛娘・心寧(磯村アメリ)の通う芸能事務所の統括マネージャー・司馬マサトとの500円玉を用いての「セクシャルな視力検査」など刺激的なシーンのほか、綾香がかつてアイドルデュオ「KOIRAM」として活動していた過去エピソードも。綾香の女子高生時代を体現する篠田のセーラー服姿に注目だ。そしてついに今作のメインビジュアルでも使用され、原作本でも読者に大きなインパクトを残した「自宅ソファの上で情事を始める綾香とマサトを、ソファの下に隠れた渉が撮影」する場面が登場する。

【編集部MEMO】第3話あらすじ
愛娘・心寧(磯村アメリ)が公園でケガをし、一緒にいた夫の岡谷渉(伊藤淳史)をここぞとばかりに責める妻の綾香(篠田麻里子)。しかしその腕には、渉の見覚えのない真新しいタトゥーが刻まれていて……。後日、綾香は、不倫相手の司馬マサト(小池徹平)に自分たちの関係が渉にバレているのではないかと相談するが、マサトは彼女の心配を一蹴。彼は500円玉で綾香の右目を隠し、渉と離婚している未来が見えないのかと詰め寄り、「君には今の人生は地味すぎる」と優しく諭すのだった。実は綾香はもともとアイドルデュオ「KOIRAM」のメンバーで、デビューシングルが初登場5位となるなど活動は華やかで順風満帆だったが、あることを機に活動自粛に追い込まれた不遇の過去があった。一方、探偵・三砂裕(佐藤大樹)から綾香との馴れ初めを聞かれた渉も、彼女との出会いから今までの一端を語る。それから再び凄腕の離婚弁護士・財田トキ子(水野美紀)のもとを訪れた渉と裕だったが、渉はトキ子から自分の甘さを指摘され、涙する。そんな中、マサトと綾香の禁断の逢引は、さらに過激さを増して!?