©曽田正人・冨山玖呂・講談社/「め組の大吾 救国のオレンジ」製作委員会
め組の大吾 救国のオレンジアニメ『め組の大吾 救国のオレンジ』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜17:30~)1月27日は『モールス信号』が放送された。
不破消防署特別救助隊と生姜谷消防署特別救助隊がビル火災の現場に向かうと、出火元の四階は黒煙に包まれていた。十朱大吾と斧田駿は営業中だった四階のネットカフェから無事に要救助者一名を発見するが、それ以降、いくら探しても他の要救助者が見つからない。火元のシャワー室もすべて調べ終わってしまった状況で、大吾が行き着いた答えはベランダだった。黒煙の流れを辿り、見えなくなっていた非常口を発見した大吾と駿。そこには動けなくなっている八名の要救助者の姿があった。駿が経年劣化の激しい避難はしごの蓋をこじ開け、抱え救助を始める。しかし、このペースでは全員を助けるのは難しい。一方、『め組』から与えられた任務のため付近でトレーニングをしていた中村雪とアルトーネン響の目に、光の点滅が映った。黒煙の中から伝えられるモールス信号。メッセージを読み取った雪と響は、ある決断をする……というストーリー。
タイムリミットが迫る中、狭い避難はしごからしかできない救助に焦った駿は、過去に見た朝比奈大吾の方法を思い出す。それは下で膨らんだ救助マットに、要救助者を落とすというものだった。下まで運ぶ必要が無くなるため時間は大幅に短縮されるが、要救助者の身を危険に晒す行為だ。そんな考えを見抜いた大吾から「ダメだ」と止められた駿は、改めて一人ずつ降ろしていくことにする。
駿が朝比奈大吾を思い出した際には、『め組の大吾』で要救助者がマットに投げられるシーンが描かれた。アニメ『め組の大吾 救国のオレンジ』の放送が始まってから『め組の大吾』を懐かしむ声が多くみられていたため、今回の回想には「懐かしい!」「五味(俊介)さんがいる!」「知ってるシーンだ!」と、多くのファンがSNS上で盛り上がっていた。どうやら、アニメ『め組の大吾 救国のオレンジ』放送期間中に『め組の大吾』を読み返しているファンも多いようだ。
次回はついに、その朝比奈大吾が回想ではないシーンで登場する。果たして、甘粕士郎とどのような会話をするのだろうか?
https://www.youtube.com/watch?v=-GhoVoB89fY