パルシステム連合会は、2月10日の13時から渋谷区の渋谷ヒカリエホールで開催される「ひきこもりVOICE STATIONフェス」(主催:厚生労働省)に企画参加する。同フェスはオンラインでも同時配信する。時間は13時~16時20分。

  • ひきこもりVOICE STATIONフェス

同フェスは、厚生労働省が主催し、当事者や家族会、大学など知見を有する企画委員の参加により開催。ひきこもり経験者や支援者の生の言葉と抱える気持ちを経験がない人たちへ伝え、理解を深めることをめざして実施する。

第1部には、ひきこもり経験のあるゲストとして、演出家宮本亞門さんと支援団体の一般社団法人hito.toco代表理事の宮武将大さんが登場。タレントの高橋みなみさんとともに、リモートで当事者の話を聞く。

TOKYO MXで放映した「ひきこもりボイスTV」や政府特設サイト「146万人のボイスプロジェクト」で募集した当事者の思いなども紹介し、社会や周囲、自分自身が求める「ふつう」や「当たり前」の価値観との葛藤など、生きづらさを抱える人たちの実像を伝える。

第2部は、ジャーナリストの浜田敬子さんをモデレーターとし、当事者や支援者のパネリストとともに2023年に開催された全国キャラバンのようすを振り返る。誰もが生きやすい地域づくりについて考えていく。

イベント後は、相談会を開催。会場とオンライン、電話での相談から選択できる。多様な価値観の人たちとのかかわりにいったんブレーキをかけ、心を休めているのは一人だけではないと伝い合える場を作る。

参加方法は、会場参加(先着100名)、オンライン参加(YouTube Live配信)の2つ。申込みは、ひきこもりVOICE STATIONの参加申込みフォームから受け付ける。