リクルートメディカルキャリアは1月24日、「医師の働き方改革」に関する調査結果を発表した。調査は2023年10月20~25日、クリニック開業医、一般企業やその他の施設に勤務する医師を除いた『MedPeer』に登録する勤務医1,782人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「医師の働き方改革により長時間労働が改善されることへの期待度」を聞くと、「とても期待している、期待している」(32.4%)、「どちらともいえない」(39.6%)となっている。

  • 医師の働き方改革により長時間労働が改善されることへの期待度

また具体的な「期待していること」では、「休日・休暇が十分に取れること」(49.6%)が最多という結果に。

  • 期待していること

次に「(現在の職場に勤務し続けた場合)医師の働き方改革によって自身の収入に影響があるか」と聞いたところ、「影響なし、維持の見込み」(36.7%)、「影響あり、減少する見込み」(32.2%)と続いている。

  • 医師の働き方改革によって自身の収入に影響があるか

そして「収入に影響あり、減少する見込み」と回応えた回答者に、その要因を尋ねると、「実質労働時間は変わらず、サービス残業が増えることによる収入減少」(58.3%)が最も多かった。

  • 収入の減少が起こると思われる要因