白菜の10分漬け

捨ててしまいがちな白菜の外葉を使って、約10分でお漬物がつくれます。

外側の葉は汚れた部分を取り除いて千切りにします。

ニンジンを加えると彩りがアップします。
皮むき(ピーラー)などで薄くスライスしてから千切りにすると細く仕上がりますよ。

2つまみほどの塩を振り、10分ほど置いておきます。

水分が出てくるので、しっかり絞って完成です。

刻んだユズをトッピングすると、色あいと風味がさらにアップしておいしくいただけます。

白菜と油揚げの3分みそ汁

ほっこりとした気分になる白菜と油揚げの優しいおみそ汁。
3分ほどで気軽に作れるのも魅力です。

白菜と油揚げにはうまみ成分のグルタミン酸が豊富なので、昆布などでだしをとる必要はありません。刻んだ白菜を一煮立ちさせて、みそを加えます。

油揚げもざっくり刻んで加えます。

あっという間におみそ汁ができました!

刻んだネギを加えて召し上がれ。

白菜と牛肉のオイスターソース焼き

白菜、牛肉、ニンジン、三つの具材でごはんが進む一品を。
すき焼きや焼き肉で余った具材を有効活用するのもいいですね。

白菜とニンジンをざっくりカットします。

やや多めの油でニンジンだけを炒めます。

ニンジンに火が通ってから白菜を加えてサッと炒めます。

白菜にも火が通ったらフライパンの内側に寄せ、空いたスペースで牛肉を炒めます。

牛肉の色が変わったら全体を炒めます。

最後にオイスターソースをたっぷりかけて完成です。
ご飯に合いますし、冷めてもおいしいのでお弁当のおかずにもおすすめですよ。

白菜とエビのシンプル炒め

白菜とむきえびを使って中華風の一皿を。
プリプリ食感のエビと、シャクシャクした白菜のコントラストが楽しめます。

使う具材は白菜、むきエビ、卵の3種。
カラーピーマンやミニトマトなど、赤色の具材を加えると彩りよく仕上がります。

今回はカラーピーマンを加えました。

むきエビは塩と日本酒で臭みをとって、余分な水分をきっておきます。

やや多めのごま油で卵を炒めます。
固まりだしたくらいのタイミングで、バットやお皿にあげておきます。

卵をバットにあげたら、同じフライパンで野菜を炒めます。

野菜に火が通ったらエビを加えて炒めます。

エビにも火が通ったら卵を混ぜ込み、塩・コショウで味を整えます。

お皿に盛って完成です。
今回はそのまま盛り付けましたが、水溶き片栗粉であんかけにして、アツアツをキープさせる食べ方もおすすめです。

鮭と白菜のとろけるチーズ焼き

塩鮭と白菜は相性バッチリ。
石狩鍋や豆乳鍋にしてもおいしくいただけますが、オーブンや魚焼きグリルで洋風のお料理にするもおすすめ。写真映えする一品が簡単に作れます。

使う具材は塩鮭と白菜、きのこ、彩りのカラーピーマン。

オーブンやじか火OKの鍋かお皿に白菜をしきつめます。

その上に塩鮭を乗せます。

空いたスペースにきのこやカラーピーマンをつめていきます。

マヨネーズとこしょうをかけて焼き上げます。

魚焼きグリルで10分ほど加熱すると、全体に火が通って表面がきつねいろに変わってきます。

十分に火が通ったら、とろけるチーズを最後に乗せます。

チーズが溶けたら完成です。
フォトジェニックな料理ができました。

冬野菜のラタトゥイユ

南フランスの伝統料理「ラタトゥイユ」。
ラタは「食べ物」、トゥイユは「混ぜる」という意味で、オリーブオイルで炒めた多彩な食材をトマトで煮た料理です。
夏野菜のイメージが強いラタトゥイユですが、冬野菜でもとてもおいしくできますよ。

使う食材は冬場に旬を迎える白菜、ブロッコリー、ニンジン、カボチャなど。ベーコンなどの肉類と、シメジをはじめとしたきのこ類も加えるとうまみが増します。

夏野菜のイメージが強いトマトですが、ハウス栽培トマトは実は冬場が旬。時間をかけて成長する冬場のほうが味がのっておいしいという声もあるほどです。

カットしたベーコンと鷹(たか)の爪を炒めます。

続いて具材を加え、炒めていきます。

具材の表面に焼き目がついたらカットトマトを投入します。

フレッシュトマトも加えて炒め煮に。

ふたをして15分ほど煮込んだら完成です。
煮込みすぎるとカボチャやブロッコリーの形が崩れるので、ニンジンに火が通ったらあとは余熱で大丈夫です。

塩、コショウで味付けします。
隠し味にしょうゆを少量加えると香りがぐっと引き立ちます。

アツアツのままいただいても、冷やして食べてもおいしいラタトゥイユ。
冷蔵庫で1週間程度の保存ができます。

ラタトゥイユをそのままいただくだけでなく、パスタにアレンジしてもおいしく召し上がれます。ゆで上げパスタとラタトゥイユをフライパンでサッとからめて完成です。

パルメザンチーズやバジルを添えると、見た目も香りもアップします。

副菜やおかずにも活躍する白菜をフル活用しよう!

鍋物のイメージが強い白菜ですが、漬物をはじめとする副菜やおかず作りにとても重宝する野菜です。
低カロリーでビタミン類を多く含み、食物繊維もとれるのが白菜の魅力。白菜とさまざまな食材を組み合わせることでいろんな食感や表情を引き出せますので、ぜひ白菜を使ったアレンジレシピにも挑戦してみてください。