ヤマハは、同社のエレクトリック・ギター「Pacifica」シリーズの新製品として「Pacifica Professional」(2024年3月下旬発売)、「Pacifica Standard Plus」(2月3日発売)の2モデルを追加した。希望小売価格は「Pacifica Professional」が295,350円、「Pacifica Standard Plus」は185,900円。
1990年に発売された「Pacificaシリーズ」の最新モデルとなる「Pacifica Professional」「Pacifica Standard Plus」は、これまでのシリーズをさらに進化させ、理想のサウンドを表現したいギタリストのために設計されている。ヤマハの音響解析や3Dモデリングを活用した科学的設計プロセス「アコースティック・デザイン」により、ボディの振動を最適化させる構造を独自設計し、リッチな中域とタイトな低域を備えた豊かなギターの鳴りを実現。また、米Rupert Neve Designsと共同開発した自社製造のオリジナルピックアップ「Reflectone」を搭載し、パワフルな低音と高音のきらびやかさを両立するクリアなサウンドを創出する。
ボディ形状は違和感なく体にフィットするように最適化され、ネックはスリムで握りやすく、全てのポジションに素早くアクセスできる形状に改良。ネックヒールはハイポジションでも演奏しやすい形状となっている。ネック背面はサテンフィニッシュ仕上げで、指板はローズウッド材とメイプル材の2種類を用意。さらに、「Pacifica Professional」ではコンパウンドラディアス指板を採用している。ボディカラーは近年世界で再評価されている80年代の日本の音楽「シティポップ」のレコードジャケットで描かれた米国・南カリフォルニア海岸にインスパイアされたラインナップから選択できる。
Pacifica Professional
- PACP12(ローズウッド指板):SB(スパークルブルー)/DTB(デザートバースト)/SWH(シェルホワイト)/BM(ブラックメタリック)の4色
- PACP12M(メイプル指板):SB(スパークルブルー)/BBB(ビーチブルーバースト)/BM(ブラックメタリック)の3色
Pacifica Standard Plus
- PACS+12(ローズウッド指板):SB(スパークルブルー)/ASP(アッシュピンク)/SWH(シェルホワイト)/BL(ブラック)の4色
- PACS+12M(メイプル指板):SB(スパークルブルー)/ASP(アッシュピンク)/BL(ブラック)の3色