お笑いコンビ・ウエストランドの井口浩之が25日、YouTubeチャンネル『ウエストランドのぶちラジ』で公開された動画「R-1の良さは無くなった! ウエストランドのぶちラジ!」に出演。『M-1グランプリ』優勝後、初めて『R-1グランプリ』に出場した感想を明かした。
■僕におけるR-1の良さがなくなりました
「ぶちラジでは言ってなかったんですけど、R-1にエントリーしてたんです」と切り出した井口は、「今日さっき、(ネタを)やってきて。今さっき結果が出て、2回戦無事通過ということになったんですけど」と報告。同大会は今年から、10年以下の芸歴制限が撤廃され、井口も「『R-1』出てたじゃないですか、ずっと。芸歴制限が今年から撤廃されて、今までも出てたし、ごく自然な流れで出るかと思って」と出場を決めたというが、「シードなんで2回戦からだったんですけど、本当に出なきゃ良かったな」と、本音を打ち明けることに。
この告白に相方の河本太が「なんで?」と驚くと、井口は「普通に嫌だったわ、緊張とかプレッシャーとかもあるし」「忘れちゃうじゃないですか、嫌なこと」と説明。これに河本も「とんでもない緊張なのにね。なんでか分からないけど(忘れちゃう)」と同意すると、井口は「今までは『エンジョイ勢としてR-1に出る』って、ここでもよく言ってましたけど。ディスコ(パーパー)とかと、コンビの片割れがR-1エンジョイ勢として出てたけど、その気持ちで出ても、周りは『あいつはM-1優勝したやつだから』って」と、周囲の見方が変化したとのことだ。
さらに、井口は「はっきり言います、『R-1』の良さ、なくなりました。僕にとっての」と本音を告白。「(今までは)言ったら本業じゃないというか。ワイワイやって、楽しくやって結果出ればもちろんいいし、まさにエンジョイ。お笑いの本質というか、楽しくやってたんです」と振り返ったあと、「僕におけるR-1の良さがなくなりました」と改めて言い放ち、笑いを誘っていた。
【編集部MEMO】
ウエストランド(井口浩之・河本太)は、タイタン所属のお笑いコンビ。2022年、2年ぶりの決勝進出となった『M-1グランプリ』で見事優勝を果たした。YouTubeチャンネル『ウエストランドのぶちラジ』では、ラジオ形式で30分のトーク配信を行なっている。