ダンサーのアオイヤマダが、きょう27日に放送される日本テレビ系『アナザースカイ』(毎週土曜23:00~)に出演する。
数多くのアーティストのミュージックビデオに出演し、俳優としても活躍、ハイブランドのファッションモデルとしても注目を集めているアオイヤマダ。コロナ禍で話題になった「野菜ダンス」も記憶に新しい。今回は、故郷の長野県松本市を巡りながら、23歳の素顔をひも解いていく。
ダンスを始めたのは6歳。人とコミュニケーションを取るのが苦手な女の子だった。ダンスをすることで、話をしなくても人と意思の疎通ができた。その経験がアオイのベースを作ったという。
中学卒業後、単身で上京し、ダンスと表現に向き合った。誰よりも自分の感性と才能を信じてくれている母が背中を押してくれた。
2020年、東京五輪の閉会式でソロパフォーマンスを披露。世界中から多くの反響があり、応援もあったが、一部のネットの心無いコメントが刃のように突き刺さった。それは大切な家族、仲間も傷つけた。
悔しくて心が折れそうになった、それでも負けたくなかった。強くなるしかない。そして、信じてやり続けるしかない……自分を必要としてくれる人たちに救われたアオイさん。身体で物語を紡いでいくことに、無限の可能性を感じる。
パフォーマンスをすることは、愛をお裾分けすること。楽しいだけでいい、みんなが楽しくなればいい、だから表現し続けるという。
(C)日テレ