ローソンとローソンの連結子会社であるローソン銀行は1月22日、ローソン銀行ATMの新型機の導入を一部店舗で開始し、現行機との入れ替えを実施した。試行期間を経て、全国のローソン店舗で順次導入を進める。

ユニバーサルデザインの筐体、車いすユーザーも不便なく使えるATMに

  • ローソン銀行ATM新型機

2018年9月のローソン銀行開業以来、同社がATMの新型機を開発・導入するのは今回が初となる。新型機の利用を通じて、「やりたいことが、素早く簡単に」、「誰もが便利に利用できる」、「安心して取引ができる」、「ATMに愛着が湧く」の4つの価値体験を提供することを目指す。

  • ローソン銀行ATM新型機の特長

「やりたいことが、素早く簡単に」を実現する機能として、新型機ではNFC(近距離無線通信技術)を搭載し、QRコード決済やバーコード決済などのコード決済アプリや非接触カードへの現金でのチャージを可能とすることで、キャッシュレス決済の進展に伴って増加するチャージニーズに対応する。

「誰もが便利に利用できる」においては、ユニバーサルデザイン視点を踏まえた筐体デザインにより、新型機はNPO法人カラーユニバーサルデザイン機構によるカラーユニバーサルデザイン認証(CUD認証)を取得。車いす利用者もアクセスしやすい筐体の形状とし、タッチパネルのレイアウトも利用しやすい操作エリアとした。

新型機では、現行機で提供している機能・サービスはすべて提供する。新機能・新サービスの展開を実現できる拡張性を有している。

  • 新型機の機能・サービス