2024年の1月も終盤で間もなく立春。寒さはまだまだ続きますが、春が近づいていますね。
昨年の末、アウトドアブランド「カリマー」の春夏モデルの内覧会に参加しており、幾つか街中で活躍しそうな注目商品がありましたので紹介します。
仕事で使えるリュックが登場
カリマーと言えばリュックサックですが、アウトドア向けはもちろん、ビジネスでも使えるものとして「vision(ビジョン)」(2万7,500円)、「vision 16(ビジョン 16)」(2万4,200円)がリリースされます。
前者は24L、後者は16Lの容量でどちらも「耐久性に優れたCORDURA⽣地」「耐摩耗性に優れたPCコーティング加⼯」を備え、シンプルなデザインながら複数のポケットを備えた小型リュックサックです。
登山用リュックサックの開発で培ったノウハウをショルダーハーネスの構造に活かしていて、快適な背負い心地が特徴。キャリーケースのハンドルに取り付け可能なのも、さりげない機能ですが嬉しいポイントではないですか。
自転車での通勤を快適に
リュック以外だとレインジャケットがいい感じですよ。「WTX LT rain jkt(WTX LT レインジャケット)」(3万1,900円)は独自防水透湿素材「WTX」を採用しています。
素材自体は以前から採用していましたが、今回は初の試みとして肌触りを柔らかく仕上げたのが特徴のようです。
マーケティング担当の方は「一般的なレインジャケットは素材特有のシャカシャカ感がありますが、本モデル特有のしなやかさと柔らかさが着用時のストレスを無くし、通勤などでも使えるかと思います」と自信をのぞかせていました。
表地は20Dナイロンのメカニカルストレッチ構造、裏地はハイゲージニットで体の動きに追従するといいます。
一般的に登山用のシェルジャケットはスリムなシルエットですが、このレインジャケットは「細すぎず、太すぎない」ので着る人を選ばないのも特徴のようですよ。
「山で必要なシルエットを担保しつつ、体型や年齢を問わない『丁度いい感じ』に仕上げています。レインジャケットっぽくないので逆にいいね! と参加した皆さん一様にお持ちでした」と担当の方が明かすように、脇下のもたつきを最小限に抑えつつ腕上げのしやすさを重視したパターンもポイント。
また、登山時に必須のヘルメットを着用したままでも使用可能というヘルメット対応フード、リュックのハーネスに干渉しないベンチレーションポケットの配置、フード内にたたんで収容できるパッカブル仕様など、例えば自転車通勤の方にもお勧めできると思いました。
そしてセットのパンツも用意。「WTX LT rain pants(WTX LT レインパンツ)」(2万2,990円)は素材がジャケットと同様、登山靴を着用したままでもスムーズに着脱できるよう配置したサイドジッパーが特徴だと言います。
その理由について「登山時に雨が降った時、『靴を履いたまま』登山パンツの上に履くオーバーパンツとなっています。そこでサイドジッパーを他社さんより少し長めにし、より簡単に脱ぎ履きできように頑張りました笑」と明かしてくれました。
細かい部分ですが、実はそうしたこだわりが、ストレスフリーで使えることにつながっているのでしょう。
「登山用のパンツだから足の上げ下げは楽です」と太鼓判を押す担当者。雨の中で自転車に乗るとその強みを体感できそうです。
裾バンドで処理すればパンツがチェーンに巻き込まれることも解消できるはず。
ということで、仕事や街中で活躍しそうなカリマーの春夏モデルたちでした。リュックサック、レインウェアとも2月初旬より発売開始ですよ!