米AMDが1月23日に公開した最新ドライバにおいて、旧製品向けにも「Adrenalin Edition 24.1.1」が公開されている。目玉の新機能は統合されていないが、いくつかの問題が解決されている。
「Radeon Software Adrenalin 24.1.1」ではAFMF機能をはじめ、Radeon RX 6000シリーズとRX 7000シリーズ、Radeon 700Mシリーズ向けに新機能が多数追加された大規模なアップデートとなった。一方、利用できるのはRDNA 2 / RDNA 3ベースのモデルのみで、旧製品においてはほとんど非対応。RX 500シリーズやRyzen 5000シリーズのiGPUでは新機能を使えない。
そこで、それらの新機能を省略した最新ドライバが公開中。最新版ではパフォーマンスメトリクスオーバーレイでうまくFPSが表示されない問題、チューニングプリセットを変更すると応答が喪失する問題、『Halo Infinite』『The Last of Us Part I』などをプレイしていると断続的にドライバのタイムアウトが発生する問題、間違ったAMD Audio CoProcessorが導入されてしまう問題に対処した。