大谷翔平の後払い契約が禁止に? MLBオーナーが主張「平等ではない」【海…

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 ロサンゼルス・ドジャースは大谷翔平選手と10年総額7億ドル(約1037億円)の超大型契約を結んだが、そのうちの97%に当たる6億8000万ドル(約1008億円)を後払いとした。それが波紋を呼んでおり、ピッツバーグ・パイレーツのオーナーを務めるナッティング氏もルール改正の必要性を訴えている。米紙『ピッツバーグ・ポスト・ガゼット』が報じた。
 

 
 大谷が契約金の繰延に応じたことで、ドジャースは年俸200万ドル(約3億円)を支払うだけで済み、それによって2024シーズンに向けた補強予算に余裕が生まれている。大谷を獲得した後、オリックス・バファローズからポスティング公示された山本由伸投手とも大型契約を結び、さらにタイラー・グラスノー投手やマニュエル・マーゴット外野手、テオスカー・ヘルナンデス外野手など強力な選手もチームに加えた。
 

 
 大谷の契約についてどう思うか、それが野球にとって良いことなのか悪いことなのかとの質問に対し、ナッティング氏は「今回の結果が浮き彫りにしているのは、経済改革に向けた継続的な取り組みが依然として絶対に必要だということだ。野球における平等ではない競争条件は、パイレーツにとって大きなハンディキャップであり、課題である」と語っている。
 

 

 
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