さくらインターネットは1月24日、生成AI向けクラウドサービス「高火力」シリーズの第一弾として、ベアメタルの「高火力 PHY(ファイ)」の提供開始日について発表した。1月31日から利用でき、ひと月あたりの利用料は3,046,120円(定価、最低利用期間は2カ月)。

  • さくらインターネット「高火力」サービス提供へ - 日本国内で使えるNVIDIA H100インスタンス

NVIDIA H100をサーバー1つあたり8基搭載し、サーバー間の通信を200GbE×4の回線で行える生成AI向けクラウドコンピューティングサービス。物理的には石狩の同社データセンター内に設置されており、電源を100%再生可能エネルギーで供給している点が特徴。莫大な消費電力が問題になりがちな大規模言語モデルの開発を、CO2排出量ゼロで行えるとアピールする。

サーバーひとつあたりの構成はIntel Xeon Platinum 8480のデュアルソケット仕様で、合計112コア224スレッドを利用可能。メモリは2TB、非システムストレージ用に7.68TB×4ものSSD領域を用意しており、大量のデータを用いた訓練が可能だ。OSにはUbuntu Server 22.04 LTSを導入する。

プラン 月額費用 最低利用期間
定価 3,046,120円 2カ月
1年コミット 2,741,508円 利用開始日から12ヶ月を経過した日の月末まで
3年コミット 2,436,896円 利用開始日から36ヶ月を経過した日の月末まで