ホンダモビリティソリューションズは、2023年5月から事業トライアルを開始していたe-Bike(スポーツ型電動アシスト自転車)のサブスクリプションサービスを、1月18日から正式展開した。サービス名は「EveryGo e-Bike」。利用には初回手数料5,000円のほか、車種に応じた月額利用料が必要。
ホンダモビリティソリューションズでは2023年5月から、1カ月単位で電動アシスト自転車を貸し出すe-Bikeサブスクリプションサービス「e-Bikeサブスク<β版>」を展開していた。今回の正式事業化では国内外の自転車メーカと連携し、これまで2車種だったラインナップを6車種まで拡充している。
貸し出し対象の電動アシスト自転車は本体価格10~40万円台のハイエンド製品。予約はスマートフォンやPCから行え、最短1カ月から月単位で申し込める。また、貸出/返却は車両を自宅まで配送/引取するため、来店する手間もない。気に入った車両は返却せず、購入することもできる。
利用方法は、専用申し込みページから会員登録および、予約手続きを行う。その後配送日を調整し、自宅で車両を受け取り、使用後に返却する流れだ。会員登録にはレンタルモール「カウリル」の会員登録および、本人確認書類の提出が必要。サービスの提供範囲は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県(離島を除く)。
利用料金は初回手数料5,000円に加え、車種ごとに月額利用料9,900~23,100円が必要。また、返却時には返却手数料が別途必要となる。支払い方法はクレジットカードのみ。利用料金には傷害・個人賠償保険料、防犯登録費が含まれる。対象車種と料金は下記の通り。
- UNIO(DAHON INTERNATIONA)15,950円
- K-ONE(DAHON INTERNATIONA)15,950円
- JETTER(Panasonic)9,900円
- XEALT M5(Panasonic)23,100円
- Vektron N8(Tern)15,950円
- FX+ 2(TREK)15,950円
「EveryGo e-Bike」の正式事業化にあわせ、ホンダモビリティソリューションズが展開するカーシェアやバイクサブスクリプションサービスも、「EveryGo」に名称を統一する予定。同社は今後も「EveryGo」の名称で、モビリティサービスの拡充を図るとする。