西日本旅客鉄道株式会社(以下、JR西日本)は1月23日、3月16日の北陸新幹線「金沢~敦賀間」開業にあわせて、特別企画乗車券の発売・見直しを行うと発表した。14日前までに購入する「WEB早特14」の場合、通常運賃より2割前後安くなる。

  • 北陸新幹線 ※公式サイト引用

首都圏~北陸エリアについては、従来「首都圏~金沢間」で展開していた「新幹線 eチケットサービス」を敦賀までサービスを拡大。きっぷを受け取ることなく、登録した交通系ICカードで福井や敦賀まで利用できるようになる。

また、新たに高崎発着にも利用日前日まで購入可能な「eチケット早特1」、同14日前まで購入できる「eチケット早特14」を設定する。

  • 首都圏~北陸エリア 主な区間の運賃 ※公式サイト引用

同社の旅クラブ「おとなび会員」限定「おとなび首都圏往復フリーきっぷ」の出発駅を拡大。そのほかの「おとなび会員向けの商品(おとなび割引、おとなびWEB早特)」については、新たに北陸新幹線区間を追加して発売する。

近畿圏~北陸エリアについては、「WEB早特7・WEB早特14」の設定区間・発売額を見直すとともに、新たに1日前に購入できる「WEB早特1」を近畿圏~七尾・和倉温泉・黒部宇奈月温泉に席数限定で発売する。

  • 近畿圏~北陸エリア 主な区間の運賃 ※公式サイト引用

さらに、通常料金の半額相当のポイント数で利用できる「全額 WESTERポイント利用の専用商品」を近畿圏~北陸エリアに設定。また、おトクにグリーン車を利用できる「WESTERポイントアップグレードチケットレス(グリーン)」の対象エリアの見直しも行う。

このほか、チケットレスサービスの拡充、中京圏~北陸エリアでの「WEB早特7」の発売、首都圏・近畿圏・中京圏~北陸エリア共通商品「eきっぷ」の価格見直しなどを実施。なお、詳細は同社WEBサイトまで。