俳優の櫻井海音が、ドラマシリーズ&映画『【推しの子】』で主演を務めることが24日、明らかになった。

  • 上段左から齊藤なぎさ、齋藤飛鳥、櫻井海音。下段左から原菜乃華、茅島みずき、あの

    上段左から齊藤なぎさ、齋藤飛鳥、櫻井海音。下段左から原菜乃華、茅島みずき、あの

■『【推しの子】』に櫻井海音・齋藤飛鳥・齊藤なぎさ・原菜乃華・茅島みずき・あの

同作はAmazonと東映による共同プロジェクトで、2024年冬にドラマシリーズをAmazonのPrime Videoにて世界独占配信、映画を東映配給にて劇場公開する。Amazonと東映が手を組み、ドラマシリーズと映画で実写化し、それを世界で配信するという初めての試みとなり、ドラマシリーズに加え、映画も世界での公開を目指している。

原作は赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏の共同名義による同名コミックで、伝説的アイドル・アイの“推しの子”として転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、そして“芸能界”という複雑な世界に躊躇なく切り込むストーリーで人気を博している。

主演の櫻井はバンドやYouTubeチャンネルの開設などの幅広い活動をはじめ、近年はドラマ『VIVANT』(23)や『アオハライド Season1』(23)などにも出演。俳優としても着実にキャリア経て、今作では母であるアイの死の真相を暴くため芸能界に潜り込むアクアを演じる。

アイドルグループ・B小町の不動のセンターで天性の輝きを持つ伝説のアイドル・アイ役には、元乃木坂46の齋藤飛鳥。アクアの双子の妹で、亡き母・アイのようなアイドルになることを夢見るルビーには齊藤なぎさ。昨年アイドルグループ・=LOVEを卒業し、ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』 (22)ゆあ役の怪演が大反響を呼んだ。

幼い頃から子役として芸能活動し、ルビーと共にアイドル活動を始めることになる有馬かな役には原菜乃華、「劇団ララライ」に所属する女優でアクアに恋心を抱く黒川あかね役には茅島みずき、人気ユーチューバーとして活動し、ルビー、かなと共にアイドル活動をするMEMちょ役にはあのが決定。あわせて原作コミックの表紙をイメージしたスペシャルビジュアルも公開された。

■赤坂アカ コメント

この度の【推しの子】の実写化にあたりまして、
【推しの子】は芸能界に対して様々な言及をしている作品です。
そして漫画作品の実写化についても触れています。
良い事ばかりを言っていません。批判的な事も言っています。
なので、もしかしたら【推しの子】が実写化する事は無いんじゃないかと思っておりました。
そのような中で今回、実写化をしようと言って頂いた時には、
キャストの皆様にも制作陣の皆様にも
「本当に大丈夫ですか?」と聞きたくなる気持ちでした。
引き受けて頂いた皆様には感謝の念が尽きません。

芸能界を舞台にした推しの子という作品を、
漫画家の目線でなく、正に芸能界という現場で、
本物の現場にいる人々が作ろうと言う気持ちはどういうものなのか
そして出来上がるものはどういうものなのか
私はとても興味があります。
皆様もそうではないでしょうか?

是非その答えを一緒に見届けて欲しいと思っております。

【編集部MEMO】
『【推しの子】』原作コミックは、累計1,500万部を売り上げる大ヒットに。また、2023年に放送されたアニメでは、原作に極めて忠実なストーリーと繊細で美しい作画、そしてアニメオリジナルのライブシーンも話題となった。アニメのオープニング主題歌として音楽ユニット・YOASOBIが書きおろした楽曲「アイドル」は米ビルボード・グローバル・チャートで日本語楽曲初の首位を獲得したことも大きな要因となり、世界中で人気を集めている。

(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会