北大阪急行電鉄は23日、延伸開業時のダイヤが決定したと発表した。ダイヤ改正は3月23日に実施され、同日に箕面萱野駅と箕面船場阪大前駅が開業する。

  • 北大阪急行電鉄の千里中央~箕面萱野間が3月23日延伸開業

3月23日の延伸開業に伴うダイヤ改正で、現行のダイヤで運行している千里中央駅発着の列車は一部を除き、箕面萱野駅発着に変更。御堂筋線(Osaka Metro)への直通運転はすべての列車で実施する。

箕面萱野駅からの所要時間について、新幹線との接続駅である新大阪駅まで乗換えなしで最速19分、大阪の主要都心部である梅田駅まで最速25分のアクセスを実現。箕面市域をはじめとする大阪北部地域から大阪都心部への速達性や利便性が向上するという。

  • 箕面萱野駅から主要駅までの所要時分表

箕面萱野駅から主要駅までの所要時分(最速の場合)は、箕面船場阪大前駅まで2分、千里中央駅まで4分、桃山台駅まで8分、緑地公園駅まで11分、江坂駅まで13分、新大阪駅まで19分、梅田駅まで25分、なんば駅まで34分、天王寺駅まで41分、なかもず駅まで60分となる。

上りの始発列車は、既存の江坂駅5時30分発・千里中央駅5時39分着の列車を新駅の箕面萱野駅まで運行し、改定後は江坂駅5時30分発・千里中央駅5時38分着・箕面萱野駅5時43分着に。下りの始発列車は、既存の千里中央駅5時4分発・江坂駅5時12分着の列車はそのままで、新駅の箕面萱野駅を5時19分に発車する列車が追加される。

  • 始発列車の改定後の時刻

  • 最終列車の改定後の時刻

上りの最終列車は、既存の江坂駅24時8分発・千里中央駅24時17分着の列車が新駅の箕面萱野駅まで運行され、改定後は江坂駅24時8分発・千里中央駅24時16分着・箕面萱野駅24時21分着に。下りの最終列車は、既存の千里中央駅23時47分発・江坂駅23時55分着の列車を新駅の箕面萱野駅からの運転とし、改定後は箕面萱野駅23時42分発・千里中央駅23時47分発・江坂駅23時55分着となる。