2019年9月、西武・熊代を三振に仕留め、ガッツポーズする由規 (C)Kyodo News

 BCリーグ・武蔵は23日、由規コーチの続投が決まったと発表した。

 由規コーチは球団を通じて「今季もコーチとして指導できること大変光栄に思います。昨年チームを優勝に導くことができたのは選手・スタッフ全員の努力と皆様の熱いご声援があったからこそだと思います。2024年シーズンも選手の手本となり、一人でも多くNPBに選手を輩出できるように精進してまいります。また、地域活動を通じてもっと地域に愛されるチームを目指していきたいと思います」とコメントした。

 由規コーチは07年高校生ドラフト1巡目でヤクルトに入団。1年目の08年に2勝を挙げると、2年目から先発ローテーションに入り、3年目の10年には12勝(9敗)、防御率3.60をマーク。翌11年は7勝を挙げたが、シーズン終盤に故障で離脱すると、12年から4年間一軍登板なし。16年に2勝、17年に3勝を挙げたが、18年オフに戦力外通告を受け退団。

 19年に育成選手で楽天人有男子、同年7月末に支配下選手登録となり、1試合に登板したが、20年に戦力外通告を受けた。21年からBC・埼玉武蔵でプレーし、23年7月に楽天モンキーズに移籍するも、同年9月に投手コーチとしてBC・埼玉武蔵に復帰した。