mitorizは、消費者購買行動データサービス「Point of Buy(以下、POB)」の会員3,001人に「のどのケアに関する調査」を実施し、その結果を1月23日に発表した。同調査は、インターネット形式にて2023年11月20日~21日の期間で実施された。

  • のどの乾燥が気になるか

秋から冬(10月~2月)にかけて「のどの乾燥が気になるか」を尋ねたところ、「気になる」または「やや気になる」と回答した人は全体の77.3%という結果に。男女で比較すると、「気になる」または「やや気になる」と回答した女性は82.6%であったのに対し、男性は70.6%となり、女性の方がのどの乾燥を気にしていることがわかった。

  • のどの乾燥で困ること

「のどが乾燥して困ること」を尋ねたところ、全体で最も多かったのは「のどの不快感」(52.8%)、次いで「のどが痛くなる」(49.2%)、「咳が出る」(45.4%)であった。また、中でも一番困ることを尋ねたところ、「のどが痛くなる」(28.3%)が最多となり、次いで「咳が出る」(22.2%)、「のどの不快感」(20.3%)と、順位が入れ替わる結果となった。

男女で比較すると、女性の方が全体的に数値が高い傾向があり、「特になし」の回答は男性が女性の1.7倍となっていることから、女性のほうがのどの乾燥で困ることがあると感じていることがわかった。

  • のどの乾燥対策でしていること

「のどの乾燥対策でしていること」を複数回答形式で尋ねたところ、「水分をとる」(56.9%)が最も多く、次いで「のど飴をなめる」(52.8%)となり、どちらも5割以上が取り入れていることがわかった。

また、男女で比較すると「のどの乾燥対策」についても全体的に女性の数値が高く、4つの対策が選択率50%を超えている一方で、男性は1つも50%を超えておらず、女性の対策意識が高い傾向にあるとわかった。

  • のど飴を購入する際に重視している点

上記の質問に対し「のど飴をなめる」と回答した1,584人を対象に「のど飴を購入する際に重視している点」を尋ねたところ、「味・フレーバー」(73.1%)が男女ともに最も多かった。

  • 1日にのど飴をなめる数

また、上記同様の対象者に「1日にのど飴をなめる数」を尋ねたところ、平均「3.4粒」という結果となったという。男女別では男性(3.8粒)、女性(3.2粒)と男性の数値が大きい上に、10粒以上なめる人は男性が8.1%、女性が3.3%であったことから、乾燥対策に「のど飴をなめる」と回答した比率は女性が高いものの、一日にのど飴をなめる数は男性の方が多いという結果が得られた。