アイドルグループ・乃木坂46の五百城茉央が、カンテレのドキュメントバラエティ番組『わたしの通学ロード』(22日スタート 毎週月曜26:25~※関西ローカル、初回は26:26~)でナレーションを務める。同番組は、俳優やタレント、アスリートをゲストに迎え、学生時代の思い出の「通学路」をめぐるドキュメントバラエティ。スタジオでは、工藤阿須加がナビゲーターを務め、ゲストと共にVTRを鑑賞、そのVTRのナレーションを五百城が務める。昨年からの続投となる五百城に、今回の番組の見どころや、収録の感想を聞いた。
『わたしの通学ロード』続投への喜び
――まずは『わたしの通学ロード』続投と聞いたときの感想からお願いします!
スタッフさんが乃木坂46のライブやイベントに祝花を送ってくださっていたのですが、お仕事をした直後だけではなく、最近の『スタ誕ライブ』にもずっと送ってくださっていたので、「もしかしたら次があるのかな」って少しだけ期待していたんです。そんな中で続編決定のお話を聞いて、あのあたたかい現場に帰れるんだということと、番組の雰囲気も大好きなので、またチャレンジさせていただけるんだということがすごくうれしかったです。
――初めての単独仕事のスタッフさんからずっとお花が届くって、すごくうれしいですよね。
すごくうれしいです。お母さんが「またお花が来てたよ」と教えてくれることもあって。
――前回は、このお仕事が決まってすぐお母さまに「ナレーションの仕事が決まったよ」と報告されたとおっしゃっていたんですけど、今回の続投も報告されましたか。
あれ!? したっけ……。報告しないとだ!(笑)
読み方や発声練習…入念な準備で臨んだ2年目
――(笑)。収録の感想について前回は「たくさん噛んでしまって、持っていた鉛筆が緊張による手汗でびっしょりしてしまった」とおっしゃっていて。昨年のことで覚えていることはありますか。
昨年は初めての一人でのお仕事だったし、スタッフさんたちとも初対面だったので、緊張しましたし、噛みましたし、放送されたのを聞いていても、「ここ、ちょっと聞こえづらいな」と反省点がありました。でも自分の声がテレビで流れるのは、恥ずかしながらもうれしかったです。
――今回は2年目となりますが、今日のために準備してきたことがあれば教えてください。
いただいた原稿を読んで、どこを区切るか考えてみたり、分からない漢字を調べたりしました。ほかにも滑舌を良くする方法を調べて、唇をぶるぶるって動かしてみたり、「あえいうえおあお」という発声練習をしてみたり……。テレビを見ているときには自然とナレーションの声が気になって、「こういう部分を誇張して話したらメリハリがつきそうだな」と考えるようになりました。
――準備してきたことは、本番で活かされましたか。
波に乗れたり乗れなかったりでしたが、前回と比べると、緊張で声がかたくなることはあまりなかったかなと思います。あと、ナレーションにはそれぞれの個性がすごく出るじゃないですか。私の個性は何だろう、この番組のほのぼのとした雰囲気に合うナレーションになればいいなと思って、優しい声と、「おいしそう!」「キレイ!」と感情を表現する部分で自分の色を出せるように意識しました。
俳優・一ノ瀬ワタルの通学路の見どころは
――感情表現の部分は必聴ですね! 自分の声については、どう思っていますか。
前回挑戦したときに、「滑舌が良くないな」と感じてしまって。普通に会話をしていてそう思ったことはなかったんですけど、いざ台本を読むと滑舌が気になってしまうんです。アナウンサーさんって、全然噛まないじゃないですか! 私ももっとスラスラ読めたらいいのになって、改めてアナウンサーさんのすごさを思い知りました。
――第1回、第2回で紹介するのは、俳優・一ノ瀬ワタルさんの通学路ですが、印象に残っていること、見どころを教えてください。
学校のマドンナの方がすごくかわいくて、ナレーション中もつい「かわいい!」って声に出てしまうほどでした。一ノ瀬さんが楽しそうに話しているのを見ていると、私まで笑顔になって。最後に「わたしの通学ロード、また次回」と言うんですけど、笑いすぎちゃっていて、声を入れるのが少し遅れたくらいです(笑)。
――それぐらい楽しめるVTRだったんですね(笑)。オンエアを楽しみにしています!
2005年7月29日生まれ、兵庫県出身。2022年2月に5期生として乃木坂46に加入した。身長166cm、好きな食べ物はマグロ。『新・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)に不定期出演中。2023年2月19日に乃木坂46の32枚目のシングル「人は夢を二度見る」で選抜メンバーに初めて選出され、33枚目のシングル「おひとりさま天国」では初の“福神”メンバー入りを果たした。34枚目のシングル「Monopoly」では選抜メンバー入りした。