JR東日本東北本部とJR東日本びゅうツーリズム&セールスは22日、「初運行! レトロラッピング車両で行く宮城野貨物線ツアー」を3月20日に実施すると発表した。キハ110系レトロラッピング車両に乗車し、普段は乗車できない宮城野貨物線を走行する。
キハ110系レトロラッピング車両は、土日祝日に仙台~新庄間を東北本線・陸羽東線経由で運行する「快速湯けむり号」などに使用されている。宮城野貨物線の運行は初とのことで、旅客列車が運行することのない貨物線の車窓を楽しめる。
団体専用臨時列車(普通車指定席)として3月20日に運行され、仙台駅を9時11分頃に出発した後、東北本線を通って岩切駅へ。岩切駅から東仙台駅まで東北本線、東仙台駅から長町駅まで宮城野貨物線を通過し、長町駅から東北本線に戻って岩沼駅まで運行。帰りも岩切駅を経由し、仙台駅に11時10分頃に到着する。
参加者への特典として、ツアー限定「宮城野貨物線ツアーオリジナルDVD」「駅名標キーホルダー」「記念乗車証(硬券)」をはじめ、仙台駅オリジナル商品「トキムネくんどら焼き」、「快速湯けむり号」が運行する陸羽東線沿線名物の天然アルカリイオン温泉水「玉鳴号」と「おおくぼのかりんとう」が付属する。旅行代金は大人1万800円・こども1万円。募集人員は100名。JR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」サイトにて、1月23日14時から3月6日23時59分まで申込みを受け付ける。