ユアケア編集部(シアン運営)は1月19日、「生理移動に関する実態調査」の結果を発表した。調査期間は2023年12月22日~27日、調査対象は生理移動を経験したことがある女性、有効回答は100人。
まず、旅行や重要な仕事と生理のタイミングが重なることに不安があったか尋ねると、95%が「不安があった」と回答。また、どんなタイミングと生理が重なったか聞くと、1位「旅行」、2位「温泉」、3位「重要な仕事」となり、単なる旅行ではなく、家族や恋人など誰かと一緒に行く旅行や、海外旅行や新婚旅行など大規模な旅行の際に生理移動をしている女性が多いことがわかった。
再度ピルを使って生理移動をしたいと思うか質問すると、「再度生理移動をしたい」と答えた人は62%。回答者からは「すごく便利だと思いましたし、不安がなくなって楽でした。何より旅行を心から楽しめたのがよかったです」などの声が寄せられた。
生理移動に使用したピルの種類については、「低用量ピル」が67%、「中容量ピル」が30%。錠剤別にみると、最も多かったのは中容量ピルの「プラノバール」、次に低用量ピルの「トリキュラー」「マーベロン」と続き、この3種類で全体の63%を占めたという。
生理移動ピルを飲んでいるときの副作用については、1位「ムカムカ・気持ち悪さ」(18人)、2位「吐き気」(10人)、3位「だるさ」(5人)となり、「不正出血」などの副作用が出た人も。ただし、56%は「副作用を感じなかった」と回答し、半数以上は副作用がなかったとみられる。