資生堂は1月19日、「敏感肌の花粉の時期の肌荒れに関する意識調査」の結果を発表した。調査時期は2023年10月、調査対象は洗顔料または化粧水を1年以内に自購入・週5日以上現使用している20~69歳の女性、有効回答は1,000人。

  • 花粉の時期に肌荒れ・肌のゆらぎを感じる

花粉の時期に肌荒れ・肌のゆらぎを感じるかを敏感肌・普通肌の人にそれぞれ尋ねると、「はい」と答えた割合は、普通肌では22%だったのに対し、敏感肌では89%に上った。

続いて、花粉の季節に敏感肌症状を感じる人の肌悩みを聞くと、1位「かゆみ」(57%)、2位「乾燥・かさつき」(47%)、3位「肌荒れ」(34%)と続いた。

  • 花粉の季節の敏感肌症状

敏感肌の人のうち、花粉による肌荒れの対策を現状している人は44%にとどまり、適切な対策を取れていない人が多いことが判明。肌荒れ対策を行っている人の内容については、1位「花粉対策スプレー・ミスト」(42%)、2位「空気清浄機」(37%)、3位「マスク」(33%)となった。

  • 花粉による肌荒れの対策に使用しているアイテム

一方、花粉による肌荒れ・肌のゆらぎ対策を行っていても、花粉による肌荒れが気になる人は99%に上り、「現状の対策に満足している人はほとんどいない」こともわかった。

  • 花粉による肌荒れ・肌のゆらぎ対策をしていても、花粉による肌荒れが気になる

また、敏感肌の人で花粉の季節に肌が土台(根本)から安定することを求めている割合は99%に達した。同社は、花粉や微粒子汚れを防御するアイテムで「守るケア」、低刺激設計で肌あれケアもできる「落とすケア」、うるおいで肌環境を整える「育むケア」がおすすめとしている。

  • 花粉の季節には特に肌が土台(根本)から安定してほしいと思う