熊本県南小国町(みなみおぐにまち)のふるさと納税返礼品、9選を紹介します。
南小国町は、阿蘇の北部に位置し、いたるところに大自然を感じることができるまち。美味しいお米の収穫も終わり、山の木々がとてもきれいに彩っていた秋から、冬へと一気に移り変わっています。
南小国町の冬の風物詩といえば、2012年から始まり今年で12年目を迎える「湯あかり」。12月下旬~3月末頃まで、「黒川温泉街」をはじめ町内各所に鞠灯篭や筒灯篭が飾られ、幻想的な雰囲気を楽しむことができるそうです。
今回はそんな南小国町の、「食」に対しての取り組みをおこなっている旅館を紹介します。幻想的な南小国町の冬は、美味しい地元の食材がたくさん溢れる季節なのだそう。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が気になった「温泉と食を楽しむ冬の宿」を9つ紹介していきます。
【イチオシ旅館】(1)黒川温泉エリア
熊本県の阿蘇のさらに奥地。大分県との県境、九州の北部中央エリアに位置する「黒川温泉郷」。黒川温泉に関わる多くの人々の手が「上質な里山」の景観を作り上げ、また「露天風呂めぐり」の入湯手形が次第に知られるようになり、全国区の温泉地として評判になったとのこと。湯あかり期間中は、温泉街の中心を流れる田の原川に、竹灯籠と竹鞠が浮かび上がります。
【黒川温泉】旅館 こうの湯 ペア宿泊券
・提供事業者:黒川温泉観光旅館協同組合
・内容:ペア宿泊券
・寄附金額:20万5000円
黒川温泉の中心街から少し離れた高台に位置し、日本一深い立ち湯が楽しめるという、全室露天風呂付きの一軒宿「こうの湯」。閑静な森で自然が織りなす四季折々の美しさと、黒川温泉らしい木造の落ち着いた上質な空間が堪能できます。食材は「遠くの名産よりも近くの採れたて」を念頭に、地産地消にこだわり抜いています。地元食材を中心とした和・洋の創作料理は、舌でも目でも味わえるよう工夫を重ねられています。
【黒川温泉】お宿 のし湯 ペア宿泊券
・提供事業者:黒川温泉観光旅館協同組合
・内容:ペア宿泊券
・寄附金額:22万円
屋号の由来は「お客様にお湯を献上します」なのだそう。趣向を凝らした独特の自然と一体となったお風呂に浸かり、普段味わうことのできない空間で、ゆっくりと流れる時間を楽しめます。“ここでしか食べられない逸品”をコンセプトに、四季それぞれで美味しい地元の食材を丁寧に調理した日本料理が味わえます。
【黒川温泉】旅館湯本荘ペア宿泊券
・提供事業者:黒川温泉観光旅館協同組合
・内容:ペア宿泊券
・寄附金額:21万5000円
黒川温泉のメインの通りに位置しながらも自然に囲まれており、川のせせらぎを聞きながら、しっとりとした景観が楽しめる旅館。「一部屋でトトノウ」をテーマにしたサウナ併設の特別室でのプライベートサウナや、家族風呂が楽しめます。また、地域の素材・季節・旬を味わえる料理が魅力。料理長がとことんこだわった食材を、季節ごとの一番美味しい食べ方で堪能できます。
事業者の声
「黒川温泉一旅館」
温泉全体が、まるでひとつの旅館のように。
緑ゆたかな山々に囲まれ、三十軒の旅館が集まった「黒川温泉郷」。高速道路からも駅からも遠い、田舎の温泉街です。季節ごとに美しく表情を変える自然と、豊富なお湯が私たちの誇りです。
黒川温泉郷では、三十軒の宿と里山の風景すべてを、「一つの旅館」として考えています。それを表す言葉が「黒川温泉一旅館」。
ひとつひとつの旅館は「離れ部屋」。そして、旅館をつなぐ小径は「渡り廊下」。温泉街全体の風景が、まるで一つの旅館のように自然へと溶け込みます。
大切な人との語らいを楽しみ、自然に身を委ねる、ゆるりとした時間を。ひとつひとつの“離れ部屋”への、皆様のお越しを心よりお待ちしています。
【イチオシ旅館】(2)満願寺温泉エリア・100軒以上の加盟施設で利用可能な“観光商品券”
道路に面した「日本一恥ずかしい温泉」がある満願寺温泉エリア。その日本一恥ずかしい温泉・川湯でも湯あかりを楽しむことができます。南小国の生活に溶け込んだ温泉地で、南小国町の暮らしを感じながら、宿泊を満喫できます。
【扇温泉】阿蘇の山々を望む宿 おおぎ荘<露天付き離れ>ペア宿泊券
・提供事業者:南小国町観光協会
・内容:ペア宿泊券
・寄附金額:19万2000円
南小国町の中心部から満願寺温泉を通り抜け、阿蘇の山並みを見渡す高原と緑の木々の中、人里離れた山里にひっそりと佇む「おおぎ荘」。木々のざわめきや小鳥のさえずりが聞こえてくる、自然豊かな旅館です。山里の宿ならではの会席料理では、熊本名物の「馬刺し」や、南小国の山の幸が味わえます。川魚や肉料理も並び、ボリュームたっぷり! 照りの美しいホカホカのご飯は、自家製米(あきげしき)を使用しています。
事業者の声
南小国町の数ある温泉地の中、おおぎ荘は「扇温泉」のただ一軒の宿です。南小国町の中心部から、満願寺温泉を通り抜け、阿蘇の山並みを見渡す、高原と緑の木々にとけこむような、人里離れた山里にひっそりと佇んでいます。耳を澄ますと木々のざわめきや、小鳥のさえずりが聞こえてきます。
【白川温泉】華匠庵〈本館内風呂付 特別室〉ペア宿泊券
・提供事業者:南小国町観光協会
・内容:ペア宿泊券
・寄附金額:29万2000円
標高600mに位置する白川温泉は、杉小立と田園に囲まれた静かな温泉地。「華匠庵」は、人里離れた田園地帯に佇む、全9室の宿です。源泉かけ流し100%の白川温泉の湯は、硫黄泉・塩化物泉の泉質を持ち、自然の中でのんびりと良質な湯を堪能できます。食事は、コラーゲンたっぷりの「華味鳥」の水炊きや、馬刺し、ブランド牛など、熊本ならではの料理が味わえます。使用する野菜は、丹精込めて作った自家栽培の新鮮な朝採り野菜。豊かな土壌から収穫した有機野菜なのだそう。
事業者の声
2020年夏に熊本豪雨の被害を受けた宿を2021年7月にリニューアルオープンしたばかり。広々とした居心地の良い客室で大切な人とのんびり贅沢な時間を過ごしてもらいたいです。
【宿泊やお食事に利用可能】南小国町観光商品券1万円(1000円×10枚)
・提供事業者:南小国町観光協会
・内容:南小国町観光商品券1万円(1000円×10枚)
・寄附金額:3万5000円
南小国町内の100軒以上の施設で利用可能な観光商品券です。温泉宿でも飲食店でも使えます。日帰り旅にもおすすめとのこと。
事業者の声
全国的にも有名な「黒川温泉」をはじめ、町内各所に6つもの温泉郷が点在している南小国町。それぞれの温泉郷で、趣の異なる情緒あふれる温泉宿や、立ち寄り入浴でのお支払いにも利用可能です。「ふるさと納税を通じて旅に訪れて、南小国町を観光していただきたい」そんな想いから、町内の各種観光施設で利用可能な商品券をお礼の品としてお届けいたします。
【イチオシ旅館】(3)小田温泉エリア
黒川温泉から車で5分ほどの、田園風景が広がる温泉地。開湯は昭和50年(1975年)頃、毎晩のように田園から湯が沸く夢を見た人が、試しに近くの田園を掘ったところ温泉が出たのが始まりと伝えられているのだとか! 美肌成分を多く含む温泉が湧き出る温泉地として、全国から注目されているそうです。
【小田温泉】静寂な森の宿 山しのぶ<本館客室>ペア宿泊券
・提供事業者:南小国町観光協会
・内容:ペア宿泊券
・寄附金額:16万8000円
好きなときに好きなだけ入れる掛け流しの湯と、「南小国の恵み」が溢れる素朴な味わいの料理、囲炉裏での振舞い酒など、阿蘇の四季を五感で味わえる宿。部屋には、内湯と源泉かけ流しの露天風呂が備えられており、庭園の景色が眺められます。料理は、地産地消、カラダにいいものをテーマに、熊本や山間だからこそ味わうことのできる食材にこだわっています。熊本名物「馬刺し」や「あか牛」と地元野菜の陶板焼きなどの懐石料理を、ゆっくり堪能できます。
【小田温泉】静寂な森の宿 山しのぶ ペア宿泊券 - 離れ客室 -
・提供事業者:南小国町観光協会
・内容:ペア宿泊券
・寄附金額:25万6000円
阿蘇の四季を五感で味わえる宿。離れの部屋は、一番広い間取りの戸建ての客室で、家族や友だちとの旅行におすすめとのことです。食事は、熊本名物「馬刺し」や「あか牛」と地元野菜の陶板焼きをはじめ、新鮮な川魚の塩焼きや自家製蕎麦など、バランスよくゆっくり味わうことのできる会席料理です。
事業者の声
「静かに過ごしてもらいたい」という思いから1994年にわずか8室から創業。静寂の空間で、小鳥のさえずりを聞きながら四季を五感で楽しんでいただく空間づくり、サービスに心がけています。四季の風景や味覚を楽しみに「また、来たい」と想っていただくことが一番の喜びと感じています。
【小田温泉】四季の里 はなむら 一泊二日ペア宿泊券
・提供事業者:南小国町観光協会
・内容:ペア宿泊券
・寄附金額:20万4000円
部屋はすべて離れタイプの落ち着いた雰囲気の宿。和室と和洋室の2タイプがあり、すべての客室で温泉を楽しむことができ、山里の風と光があふれる空間で、ゆったりとくつろげます。掘りごたつ式または座敷のある個室タイプのお食事処「花籠」と、大広間タイプの「草庵」の2種類のお食事処で、旬の料理が味わえます。
事業者の声
開湯は昭和50年(1975年)「民宿夢の湯」の初代館主中村忠氏が、何度も温泉が湧く夢を見たため、試しに掘ったところ本当に温泉が湧き出たと言われています。夢を見て掘った温泉ということから「夢の湯」と名づけ営業を始めたのが、小田温泉の由来と言われています。はじめは1軒だけでしたが、その後、徐々にその周辺に旅館や民宿が増え、当館も含め現在に至ります。癒やしの湯と、滋味豊かな料理の数々を、ぜひご堪能ください。
今回は熊本県南小国町の返礼品「温泉と食を楽しむ冬の宿」を9つ紹介しました。それぞれの温泉郷に特徴や特色があり、料理も旅館ごとにこだわりが詰まったものばかりでした。ゆっくりくつろぎながら、地元の味を堪能できる旅館は、家族や大切な方と特別な時間を過ごせます。気になる返礼品があった際は、ぜひチェックしてみてください。