JR西日本は、春の期間(2024年3~6月)に運転する臨時列車について発表した。京都駅から北近畿方面へ運転される特急「きのさき」「はしだて」「まいづる」の一部列車について、春休み期間の土休日に嵯峨嵐山駅への臨時停車を予定している。
現行の特急「きのさき」「はしだて」「まいづる」は全車指定席で運転。嵯峨嵐山駅への臨時停車は昨年秋にも実施され、行楽・紅葉シーズンに合わせ、10月21日から12月10日までの土休日に1日あたり計7本(午前の下り3本、午後の上り4本)の特急列車が停車していた。
2024年春も嵯峨嵐山駅への臨時停車を予定しており、京都駅を9~11時台に発車する下り3本、京都駅に15~18時台に到着する上り4本、計7本の特急列車を対象に、春休み期間の3月23・24・30・31日と4月6・7日に実施する。下りの対象列車は「きのさき3号」(京都駅9時25分発)と「はしだて3号」「まいづる3号」(京都駅10時25分発)、「きのさき5号」(京都駅11時25分発)の3本。上りの対象列車は「きのさき16号」(嵯峨嵐山駅14時56分発)と「はしだて4号」「まいづる10号」(嵯峨嵐山駅15時56分発)、「きのさき18号」(嵯峨嵐山駅16時56分発)、「はしだて6号」「まいづる12号」(嵯峨嵐山駅17時57分発)の4本となる。
なお、京都駅9時25分発の下り「きのさき3号」は臨時列車とされている。春の期間はこの列車も含め、1日あたり上下各2本の臨時列車(「きのさき」下り2本・上り1本、「はしだて」上り1本)を設定し、多くの利用が見込まれる金曜日と土休日に運転。ゴールデンウィーク期間は4月26日から5月6日まで毎日運転を予定している。