JR四国は、春の期間(2024年3~6月)に運転する臨時列車について発表した。現在、特急「剣山」「うずしお」の一部列車で実施している「ゆうゆうアンパンマンカー」を増結しての運転に関して、ダイヤ改正後は徳島線のみの運転に変更する。

  • 「ゆうゆうアンパンマンカー」を増結した特急「剣山」(2016年12月撮影)。2017年に外装がリニューアルされた

「ゆうゆうアンパンマンカー」は、特急列車と連結した状態で土休日や春休み・夏休み・冬休み期間などに運転。車内はアンパンマンとなかまたちをデザインした指定席(20席)と、壁や床にクッション素材を採用した「プレイルーム」に分けられ、「プレイルーム」は靴を脱いで遊べる空間となっている。利用の際は専用の指定席券が必要となる。

現在、キハ185系で運転される徳島線の特急「剣山」のうち「剣山5・8号」の上下各1本、高徳線の特急「うずしお」のうち「うずしお9号」の下り1本、計3本を対象に、土休日等に「ゆうゆうアンパンマンカー」を増結している。2024年春も、これら3本の特急列車でダイヤ改正前の3月2・3・9・10日に「ゆうゆうアンパンマンカー」を増結する予定だが、高徳線の下り「うずしお9号」への増結は3月10日をもって終了する。

ダイヤ改正が行われる3月16日以降、「ゆうゆうアンパンマンカー」を増結する列車は徳島線の特急「剣山」のみとなり、下り「剣山3・5号」(徳島駅9時0分発・12時0分発、阿波池田行)、上り「剣山6・8号」(阿波池田駅10時30分発・14時30分発、徳島行)の計4本(上下各2本)が増結の対象列車に。ダイヤ改正後、6月までの運転日は春休み期間を含む3月16~31日と4月1~7日、4月13・14・20・21日、ゴールデンウィーク期間の4月27~30日と5月1~6日、5月11・12・18・19・25・26日、6月1・2・8・9日とされている。