日本テレビ系ドラマ『厨房のありす』(毎週日曜22:30~)が、きょう21日にスタートする。
「料理は化学です」が口癖の自閉スペクトラム症(ASD)の天才料理人・八重森ありす(門脇麦)は、その特性ゆえ、人とのコミュニケーションが苦手など、様々な生きづらさを抱えているが、驚異的な記憶力と大好きな化学の理論を基に、おいしくてやさしい料理を作る。
彼女と暮らす心優しいゲイのシングルファーザー・八重森心護(大森南朋)。そして幼い頃から彼女を守る元ヤンの親友・三ツ沢和紗(前田敦子)。ありすの料理店に転がり込む謎めいた青年・酒江倖生(永瀬廉)。彼女を取り巻く人々が繰り広げると優しく温かい物語と、ありすをめぐる過去の事件の謎が解き明かされていくミステリーが描かれる。
第1話は、幼なじみで元ヤンのホール担当・三ツ沢和紗と2人で切り盛りする「ありすのお勝手」に、住み込みのバイトを希望する青年・酒江倖生がやって来る。
口下手で不器用そうで、おまけに家がない倖生のことを和紗は警戒するが、ありすが珍しく合格点を出したことから、とりあえずバイト採用は決定。しかし、住み込みで働くためには、ありすの父親・心護の承諾が必要だ。
25年前にありすを引き取って以来、男手一つでありすを育て、溺愛してきた心護。一筋縄ではいかなそうだが、倖生には心護との意外な接点があった。
そんな中、和紗の次男・銀之助の誕生日会が近づいて、ありすは野菜嫌いの銀之助にたくさん野菜を食べてもらおうと思案する。好きなものには一直線だが、超マイペースな天才料理人・ありすが、みんなの心をおいしくて優しいごはんで温める。そんな彼女の生い立ちと家族には、本人も知らない重大な秘密があった…。
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