JR東日本は、通学定期券を販売する際に行っている通学証明書の確認について、2024年度からは当初購入時の1回のみで良いことにすると発表した。

  • 通学証明書等の必要記載事項

従来は年度ごとに係員が通学証明書など確認していたが、4月1日以降は入学時等の新規購入時に卒業予定年月日を証明する通学証明書などを窓口に提示することで、その後は卒業まで確認を省略し、券売機で通学定期券を継続購入できるようにする。

「モバイルSuica」の場合は、「モバイルSuica」アプリで通学証明書などをアップロードすることで、その後はアプリで通学定期券を継続購入できる。今年度中に購入する通学定期券については、4月1日以降に係員が通学証明書を確認する必要があるとのこと。

  • 通学定期券の購入時に行う証明書等の確認を省略し、継続購入できるようにする取扱いを開始

  • 「モバイルSuica」アプリでの通学定期券の予約・購入フロー

  • 通学定期券の新規購入は指定席券売機(紫色)や多機能券売機(黒色)などで行える

なお、JR東日本と共同でモバイル乗車券サービスを推進しているPASMO協議会も、「モバイルPASMO」で通学定期券を販売する際に行う通学証明書の提出について、4月1日以降は在学中に一度提出するだけで継続定期券を購入できるようにすると発表している。