テレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』(全9話 毎週金曜23:15~※一部地域除く)の、来週26日に放送される第4話のあらすじが公開された。(この記事は第3話のネタバレ要素を含みます)

  • 左から三浦翔平、田中圭、井浦新=テレビ朝日提供

■田中圭×林遣都×吉田鋼太郎『おっさんずラブ-リターンズ-』

モテない独身ポンコツサラリーマン・春田創一(田中圭)、ピュアすぎる乙女心を隠し持つおっさん上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)のピュア過ぎる愛を描き、世界で大ブームを巻き起こした『おっさんずラブ』(2018年)から5年、続編となる『おっさんずラブ-リターンズ-』では、アラフォーになったはるたん&牧の“夢の新婚生活”が描かれる。

第3話では、「ばしゃうまクリーンサービス」のキャンペーンと称し、みごと和泉幸(井浦新)と六道菊之助(三浦翔平)の自宅に潜り込んだ武蔵。部屋の説明を始める菊之助だが、キッチンの引き出しには拳銃、クローゼットには札束と怪しいものばかり。さらに、偶然春田と牧凌太(林遣都)が和泉のペンダントを目にするが、その中には春田の弾ける笑顔の写真が収められていた。しかし、「え、俺ぇぇぇ……!? でもこんな写真撮ったっけ……!?」と驚く春田に、菊之助は「それは春田さんではなく、秋斗です」と、意味深な言葉を残して去って行った。そんな謎だらけの“お隣さん”たちの正体が、ついに来週放送の第4話で判明する。

■和泉と秋斗の悲しき過去…第4話は「公安ずラブ」「警察学校編」に!?

和泉のペンダントに収められていた写真の人物は、春田に顔が瓜二つの和泉の警察時代の後輩であり恋人の真崎秋斗。第4話では、田中がまさかの春田と秋斗の2役に挑む。描かれるのは数年前、実は元公安の警察官だった和泉と、後輩・秋斗の悲しき過去。なぜ和泉は警察をやめて「天空不動産」に転職したのか、なぜ秋斗の写真を大切に身に着けているのか、そして菊之助と同居している理由は? など気になることだらけの今、ついにすべての真相が明かされる。田中は、公安時代、警察学校時代の和泉との回想シーンで秋斗役に挑むにあたり、「新さんが作り出す和泉がすごいんですよね。和泉はものすごく真剣だし、演じる新さんも本当に“一途に秋斗を思う和泉”でいてくれるからこそ、“面白いシーンにしようとしていない面白さ”みたいなものがあって、それがすごく素敵です。短い時間の中にも、秋斗というキャラクターや、和泉の説得力みたいなものを何とか埋められたらいいなと思って、真剣に演じています」とコメントした。

■ディーン・フジオカのカメオ友情出演も

第4話では3泊4日の北海道出張が決まった牧の代わりに、春田が義父・芳郎(春海四方)の介護に奮闘する姿も描かれる。ぎっくり腰で思うように動けない、なんならお尻も拭けないという状況にもかかわらず、強情な芳郎に追い返されてしまう春田。しかし春田は決してめげず、“牧の家族は俺の家族”というまっすぐな気持ちで、世話をしに通い詰める。さらに、マッチングアプリで詐欺に遭うなど恋愛迷子の武川政宗(眞島秀和)と恋愛リアリティーショーで出会う“今世紀最高峰のバチェラー”ラガーフェルド・翔役で、ディーン・フジオカがカメオ友情出演。和泉&菊之助の正体、田中の2役、介護問題にディーンまで、見どころ満載の第4話に注目だ。

■田中圭(春田創一/真崎秋斗 役)コメント

春田と秋斗、2役演じると聞いたときは驚きました。和泉は初回から、「この人、絶対何かがある!」と感じるものがあったので、すごく興味をそそられますし、「なんでだよ!!」とツッコみたくなる面白さもあるんです。やっぱり新さんが作り出す和泉がすごいんですよね。和泉はものすごく真剣だし、演じる新さんも本当に“一途に秋斗を思う和泉”でいてくれるからこそ、“面白いシーンにしようとしていない面白さ”みたいなものがあって、それがすごく素敵です。短い時間の中にも、秋斗というキャラクターや、和泉の説得力みたいなものを何とか埋められたらいいなと思って、真剣に演じています。

今回僕が演じる秋斗が春田と違うのはもちろんですが、公安時代の和泉も普段の和泉とは全然違うので、楽しく演じさせてもらいました。個人的には、今までいろいろな役を演じてきた中で、見た目が変わらないまったく別の人物というのは、得意分野ではあるので(笑)、雰囲気から何から、全部春田とは変えよう! と思って演じております。

3話終わり、「これ春田じゃないの!?」というところから、4話で秋斗という新しいキャラクターが出てきます。この後も春田が秋斗と少し絡むシーンがありますが、“どういうこと?”と思うシーンになっていると思います。“おっさんずラブファミリー”に秋斗という新しいキャラクターが加わりましたので、和泉の謎と合わせて今後も楽しみにしていてください!

【編集部MEMO】第4話「お尻を拭くまで帰れま10」
春田創一(田中圭)と牧凌太(林遣都)の家にやってきた、お隣さんの和泉幸(井浦新)と六道菊之助(三浦翔平)。ボヤ騒ぎのお詫びに……と肉じゃがのおすそ分けを渡そうとしたその時、弾みで和泉のペンダントが弾け飛んでしまう。慌てて床に落ちたペンダントを拾いあげる春田、しかしその中には、春田と瓜二つの人物の弾ける笑顔の写真が。「え、俺ぇぇぇ…!? でもこんな写真撮ったっけ…!?」と驚く春田に菊之助は、「それは春田さんではなく、秋斗です」と、意味深な言葉を残し、そのまま去って行く。そんな中、牧が3泊4日で北海道に出張することになり、2人はスーツケースを探しがてら、お買い物デートへ。久々のお出かけにウキウキする春田だが、牧のスマホに父・芳郎(春海四方)から何度も着信が。なんと芳郎はギックリ腰になってしまい、お尻が拭けないらしく? 牧に代わって、急きょ義父・芳郎の世話をしに実家に向かう春田だが、相変わらず強情な芳郎は、すぐさま春田を追い返す。その後も、突然長期休暇を取った部長の武川政宗(眞島秀和)の代理で、会議や来客などに追われる中、めげずに牧の実家に通い詰める春田だが芳郎との距離はなかなか縮まらない。