JR東日本は19日、春の期間(2024年3~6月)に運転する臨時列車について発表した。武蔵野線・横須賀線など経由し、吉川美南~鎌倉間で運転される特急「鎌倉」はダイヤ改正後の3月16日以降、6月30日までE653系7両編成で運転される。

  • 現行の特急「鎌倉」はE257系5両編成で運転

特急「鎌倉」は2022年10月に登場した臨時列車。2022年9月まで運転された「ホリデー快速鎌倉」と同様、E257系5両編成を使用し、土休日を中心に運転されている。吉川美南~鎌倉間の途中停車駅は南越谷駅、武蔵浦和駅、北朝霞駅、新秋津駅、西国分寺駅、横浜駅、北鎌倉駅。ダイヤ改正前の3月9日も、E257系5両編成(全車指定席)で吉川美南~鎌倉間を往復する。

ダイヤ改正が行われる3月16日以降、6月30日まで使用車両をE653系7両編成(全車指定席)に変更。時刻に大きな変更はなく、往路は吉川美南駅7時48分発・鎌倉駅9時36分着、復路は鎌倉駅16時24分発(現行より1分繰下げ)・吉川美南駅18時10分着で運転される。ダイヤ改正後の特急「鎌倉」の運転日は3月16・23・24・30・31日、4月6・13・20・27・28・29日、5月3・4・5・18・19・25・26日、6月1・2・8・9・15・16・22・23・29・30日とされている。

  • ダイヤ改正後の3月16日から6月30日まで、特急「鎌倉」はE653系7両編成で運転される

なお、鎌倉の社寺を彩るあじさいの時期に合わせ、6月の平日に特急「鎌倉(平日おさんぽ号)」も設定。運転日は6月7・14・21・28日とされ、特急「鎌倉」と同じくE653系7両編成(全車指定席)で吉川美南~鎌倉間を往復する。往路は吉川美南駅8時33分発・鎌倉駅10時34分着、復路は鎌倉駅15時33分発・吉川美南駅17時32分着で運転される。