JR東日本水戸支社は19日、春の期間(2024年3~6月)に運転する臨時列車について発表した。毎週金曜日の夕夜間を中心に、特急「ときわ」の臨時列車を1往復新設。上野駅発着で運転し、帰宅時間帯に着席して利用できる機会を拡大する。
新設の列車は上り「ときわ96号」(日立発上野行)、下り「ときわ97号」(上野発勝田行)として運転。上り「ときわ96号」は3月1・8・15日に日立駅17時5分発・上野駅18時47分着、ダイヤ改正後の3月22日以降に日立駅17時7分発・上野駅18時49分着とされ、途中の常陸多賀駅、大甕駅、東海駅、勝田駅、水戸駅、友部駅、石岡駅、土浦駅、柏駅に停車する。
下り「ときわ97号」は3月1・8・15日に上野駅19時13分発・勝田駅20時48分着、ダイヤ改正後の3月22日以降に上野駅19時15分発・勝田駅20時48分着とされ、途中の柏駅、龍ケ崎市駅、牛久駅、土浦駅、石岡駅、友部駅、水戸駅に停車。この列車を新設することにより、上野駅を19時台に発車する水戸方面の下り特急列車は定期列車も含めて3本に増発されるという。
臨時列車の「ときわ96・97号」ともにE657系10両編成(定員600名)を使用し、全車指定席で運転。「えきねっとチケットレスサービス」もある。なお、両列車とも3月22日以降、春の期間は6月28日まで毎週金曜日に運転予定だが、ゴールデンウィーク期間の5月3日は運転されない。