フランス車を中心としたクラシックカーコレクターとして知られるピーター・マリンが2023年9月に逝去したことを受け、彼が所有していたコレクションを収蔵していたマリン自動車博物館(Mullin Automotive Museum)が2024年2月に閉館することが発表された。
【画像】至高のクラシックカー・コレクションが並ぶミュージアム(写真3点)
ピーター・マリンとマール・マリンは、フランスの素晴らしいコーチビルダーが手掛けた最高級の車両や彫刻、工芸品の展示を通じて、20 世紀のフランス自動車のスタイルとデザインに関する教育的なアプローチをすることを目的として、2010年にカリフォルニア州オックスナードにこのミュージアムを設立した。
アールデコのデザインを愛したピーターは、それを一般の人々と共有することにも情熱を傾けていた。その伝統を受け継ぐため、彼のコレクションを象徴する4台、1937年タルボ・ラーゴ T150 CS「ティアドロップ」、1938 年イスパノ・スイザ H6B デュボネ ゼニア、1939年ドライエ165、および 1938年ドライエ145がピーターセン自動車博物館に寄贈されている。
マリン自動車博物館の閉館は2024年2月10日が予定されている。それまでの開館日と開館時間については、mullinautomotivemuseum.com にてご確認いただきたい。