レクサスはバッテリーEV(BEV)専用モデル「RZ450e」に特別仕様車「“F SPORT Performance"」を設定し、100台限定で抽選販売する。2月19日まで全国のレクサス店にて抽選の申し込みを受け付け、当選者には販売店から2月22日以降に連絡し、商談を開始する。
どんな特別装備を盛り込んだ?
レクサス初のBEV専用モデルとして開発された「RZ」は、レクサスらしい感性に訴えかける走りとデザインを電動化技術によって体現。ラクサスのBEVブランドへの変革の起点となるモデルだ。2023年3月にAWDモデル「RZ450e」を発売して以降、2023年11月にはFWDモデルの「RZ300e」を導入し、多様なニーズに応えるべくモデルラインアップを拡充している。
特別仕様車「“F SPORT Performance"」は「東京オートサロン2023」に出展した「RZ SPORT CONCEPT」がベース。走りの楽しさを追求した特別仕様車となっている。
エアレース・パイロットの室屋義秀選手、レーシングドライバーの佐々木雅弘選手とともに、空力と走りの性能を鍛え上げ、機能に根差したデザインを具現化した。
空力開発は室屋義秀選手(LEXUS PATHFINDER AIR RACING)と行った。室屋義秀選手との技術交流から得られた知見をいかし、航空機に用いられている空力技術を応用したカーボンウイング、カーボンターニングベインなど17点の専用エアロパーツを採用。ダウンフォースを増加させるなど、より高い空力性能を実現した。
足回りでは、21インチアルミホイールを装着し、コイルスプリングやショックアブソーバーを専用チューニング。佐々木 雅弘選手と共にToyota Technical Center Shimoyamaで徹底的に走り込み、走行性能を鍛え上げることで、妥協のない走りを実現している。
エクステリアカラーには、光と影が織りなす静寂の銀世界から着想を得た「HAKUGIN(白銀)」とブラックのコントラストが際立つボディに、ブルーのアクセントを配した。きめ細やかな粒子感で美しい造形を際立たせるマットホワイトの新たな質感を追求するとともに、BEVのクリーンさを想起させるブルーのアクセントカラーを取り入れることで、スポーティーな印象を際立たせている。
インテリアには、新たに設定したブラックとブルーの専用インテリアカラーと、ブルーステッチが施されたウルトラスエードのシートを設定。エクステリア、インテリアのトータルコーディネートでスポーティなスタイルを表現している。
さらに、購入特典として、日本各地の充電器付きの宿泊施設を起点とした独自の旅行プログラム「LEXUS ELECTRIFIED JOURNEY」への招待や、全国のレクサス店における充電料金を無償とするサービスを提供する。
特別仕様車の価格は1,180万円。北海道地区のみ価格が異なる。