鞄職人が手仕事でバッグや財布を仕立てている「土屋鞄製造所」。普段、鞄づくりに向き合っている職人が考えた、遊び心溢れる鞄が話題です。この小さい鞄に何が入るの……?
マイナビ学生の窓口に所属する大学生「トレンドリサーチャー」が注目するニュースを紹介します!
「土屋鞄製造所」の職人が作る「” ”を持ち運ぶ鞄」
「土屋鞄製造所」では、「『運ぶ』を楽しむ」をコンセプトに、日々技術を磨き続けている職人が自分だけの「” ”を持ち運ぶ鞄」を提案しています。過去には、スイカがすっぽり入る丸い「スイカ専用バッグ」や、自分のワイングラスを持ち運べる「ワイングラス専用バッグ」など、一見鞄には見えないユニークな形とアイデアが光る商品を作ってきました。
そんな「土屋鞄製造所」の職人が今回編み出した専用バッグは、「水切り石専用バッグ」です。職人が散策中、川辺で遊ぶ子どもたちの背中に、自分の記憶が重なって生まれたアイデア。あの頃のように石を集めて、今だからこそできる楽しみ方をしたいという思いから、水切り石を運ぶ鞄を作ったそうです。このいくつか連なっている小さなポケットのようなものに1つずつ石が入ります。この予想を超えた発想にX(旧Twitter)、「オチが最高!」「こういう感性嫌いじゃない」「仮面ライダーのベルトかと思った」など、驚きの声が多く寄せられました。
現在、最新作には「だるま専用バッグ」が作られています。私たちの鞄の常識を超える、職人の技術と遊び心で生み出される専用バッグ。今度は何を入れる鞄ができるのでしょう。
トレンドリサーチャー:荻原叶多
文:佐川あや
編集:マイナビニュース ワーク&ライフ編集部