近畿日本鉄道は18日、サイクルトレインやビール列車などイベント列車として運行される観光列車「つどい」について、「自然と人が集まりワイワイにぎやかに楽しんでいただく」というテーマに沿ったデザインに変更すると発表した。リニューアルを記念し、2月25日に撮影会を開催する。
観光列車「つどい」は2013年10月に運行開始。2018年に外装をリニューアルしており、今回は2度目の外装リニューアルとなる。イエローグリーンをメインカラーに、自然や温泉、自転車、ビールなどのイメージサインを各車両に散りばめたポップなデザインとなっており、「いろいろな人たちが様々な用途で『つどい』に集まってくるように」との願いを込めてデザインしたという。
リニューアルに合わせ、ロゴマークも一新される。車内装飾もイメージチェンジし、座席部のカーペットとテーブルカラーに加え、車内標記類も変更。全体的に明るい雰囲気とする。
「つどい」のリニューアルを記念した撮影会は、「団体専用列車『あおぞら II』で行く New Design『つどい』撮影会」というタイトルで2月25日に開催(雨天決行・荒天中止)。近鉄名古屋駅発着・大阪上本町駅発着のコースを設定し、両駅から青山町駅までそれぞれ「あおぞら II」を運行する。青山町駅から青山町車庫へ移動し、リニューアルした「つどい」の内観・外観を撮影。終了後、青山町駅から再び「あおぞら II」で近鉄名古屋駅・大阪上本町駅へ戻り、解散する。
近鉄名古屋駅発着・大阪上本町駅発着ともに80名ずつ、計160名を募集(最少催行人員は各50名)。旅行代金(大人)は近鉄名古屋駅発着1万5,740円、大阪上本町駅発着1万5,000円。1月19日10時から、近鉄「おすすめのツアー」(インターネット予約、クレジット決済)と近鉄名古屋駅、近鉄四日市駅、白子駅、津駅、伊勢中川駅、宇治山田駅、鳥羽駅の各駅営業所で申込みを受け付ける。