NTTドコモは1月17日、京セラ製のAndroidスマートフォン「DuraForce EX KY-51D」を1月29日に発売すると発表した。
落下などの衝撃に強いバンパーを備え、リム構造や放熱設計など過酷な現場での利用を想定して作られ、MIL規格準拠の21項目の試験をクリアした高耐久仕様の端末。ディスプレイの表面ガラスにはAGCの「Dragontrail STAR2」を採用し、2段の強化層で割れにくくした。
連続読み取りや複数同時読み取りも可能な高性能バーコードリーダー、電源を切らずにバッテリーを交換して作業を続けられるホットスワップ機能、手袋をしたままでも着信応答などがしやすい専用ダイレクトボタンなど、業務利用に適した各種機能を備える。
国内一貫体制の「JAPAN MADE」製品としての安心感も重視。最大2回のOSバージョンアップと定期的なセキュリティアップデートを実施する。生体認証(顔認証/指紋認証)にも対応する。
2023年8月に取り扱いを発表しており、1月下旬発売予定と予告されていた。販売チャネルは全ドコモ取扱い店だが、製品情報は「ドコモビジネス」サイトのみに掲載されており個人向けの機種ラインナップには掲載がなく、基本的には法人向けを中心に販売していく想定と考えられる。
DuraForce EX KY-51Dの主な仕様は下記のとおり。
- OS:Android 13
- SoC:MediaTek Dimensity 700
- メモリ(RAM):4GB
- 内部ストレージ(ROM):64GB
- 外部ストレージ:microSDXC(最大1TB)
- ディスプレイ:5.8インチ TFT液晶 1,560×720(HD+)
- アウトカメラ:約1,600万画素 F2.4
- インカメラ:約800万画素 F1.8
- 通信方式:5G/4G
- SIM:nanoSIM/eSIM
- バッテリー:4,270mAh
- 充電端子:USB Type-C
- 生体認証:指紋認証、顔認証
- その他の機能:防水・防塵、FeliCa、FMラジオ対応
- サイズ:約163×77×14.8mm
- 重量:約248g
- カラー:ブラック