CAMELORSは1月16日、「【2024最新】フリーランス・副業の平均年収ランキング(職種別)」を発表した。2019年6月~2024年1月2日、SOKUDANに掲載された求人案件3,386件の単価と稼働時間から平均時給を計算し、1日8時間・月21日稼働の想定月収と想定年収を試算しランキング化した。
1位は、「機械学習エンジニア」(平均年収1,115万円)だった。機械学習アルゴリズムや技術を活用して、データから有用な情報やパターンを抽出し、予測モデルや自動化システムを開発・実装する専門家で、一般的には、初心者は年収500万円~700万円程度、経験者は800万円~1,500万円程度とされている。。
2位は「エグゼクティブ/コンサル」(平均年収1,032万円)だった。経営戦略の策定、事業計画の立案、組織の運営・管理、業績の向上、そしてクライアントへのアドバイスなど、企業や組織の成長を支援する役割を担っている。一般的に、経験の浅いコンサルタントの年収は600万円~1,000万円程度だが、経験の豊富なシニアコンサルタントやマネージャー、パートナーになると、年収は1,000万円~2,500万円程度になることがある。
3位は「プロジェクトマネージャー」(平均年収992万円)だった。プロジェクトの計画立案から実行、監督、そして完了までの全過程を管理する役割を担うプロジェクトマネージャーは、一般的に初級レベルでは年収600万円~800万円程度、経験豊富なプロフェッショナルでは年収1,000万円を超えるケースもある。
4位は「データサイエンティスト」(991万円)、5位は「iOS/Androidエンジニア」(943万円)、6位は「インフラエンジニア」(909万円)と、今回のランキングでは、6位以内が年収900万円以上だった。ランキングの全体平均は、年収825万円となっている。
今回のランキングで特徴的だったのは、エンジニア職種が、すべて9位以内にランクインしていること。10位以内の非エンジニア職種は、「エグゼクティブ/コンサル、プロジェクトマネージャー、事業企画」と、戦略立案やプロジェクトマネジメント関連の3職種と「マーケティング」だった。