フレッシュネスバーガーの勢いは今年も止まらなさそうだ。

数あるハンバーガーチェーンの中でも、高いクオリティとオリジナリティを追求し続けることで知られるフレッシュネスバーガー。当然、2024年も個性的な商品を展開していくのだろうと考えてはいたが、さっそく予想は的中した。

次に登場する期間限定バーガーは、まさかの「チーズタッカルビバーガー」! これまでどんなバーガーショップでも見たことがないこの新作の魅力をさっそくレポートしよう。

フレッシュネス新作は韓国風味。濃厚ピリ辛でヤミツキ確定!

韓国の鉄鍋料理のひとつとして知られるタッカルビ。

「タッ」は鶏を意味し、「カルビ」はあばら骨を意味するので、直訳すると「骨のまわりの肉を食べる鶏料理」ということになるが、わかりやすくいうと「鶏肉をコチュジャンベースのタレで焼くピリ辛料理」のこと。

「チーズタッカルビ」は、タッカルビを大量のチーズで“チーズフォンデュ”のようにして食べる料理を指すが、実はこれ、日本発祥のアレンジ方法だと言われている。新大久保などのコリアンタウンでは数年前に大流行し、今では定番料理のひとつとして街に根付いている。ウマいんだよな〜、実際。

そんな創作韓国料理に目をつけ、ハンバーガーに落とし込んだのがフレッシュネスバーガーだ。「さすが目の付け所が違う」と感心せざるを得ないが、同時に「本当に大丈夫なのか? なんか焦ってる?」という懸念が1ミリくらいないわけでもない。なんせトリッキーだからなぁ(鶏肉だけに)。

実物はどんな感じかというと、こんな感じ。

いやいや、めっちゃ美味そうじゃん! なにこのトロけたチーズ! 食べるまでもなくウマいでしょ!

チーズにまみれて上手く撮れなかったが、具材としてはフライドチキンとオニオンスライス、グリーンカールのほか、スティック状にカットされたさつまいもフライまでトッピングされているというこだわりようである。確かに考えてみれば、韓国料理屋さんで食べるチーズタッカルビって、なぜかさつまいも入ってるかも。

いざ、ガブリと食べてみると……

えっ……? なんで今までなかったの?ってくらいめちゃくちゃ合ってて完成度が高い! ウマ〜い!

やはり決め手はチーズソースとコチュジャンソースのハーモニーだろう。

チーズソースは、フレッシュネスバーガーのチーズバーガーやチーズドッグに使用されている特製チーズソース(ゴーダ、チェダー、モッツァレラの3種のチーズと白ワインで仕上げたソース)にシュレッドチーズを合わせた特製品。このトロっとした4種のチーズソースが実に濃厚かつクリーミーで、甘辛コチュジャンソースに負けず劣らずの存在感を発揮。チーズソースとコチュジャンソースの相乗効果によって、「まさにチーズタッカルビ! これぞチーズタッカルビ!」と拍手を送りたくなるような逸品に仕上がっている。

普通のチーズタッカルビは焼いたチキンを使っているわけだが、フレッシュネスのチキンは衣で揚げたチキンを使用。これによって甘辛コチュジャンソースがしっかり絡むという効果も生まれているようだ。さつまいもフライのホクホク食感とほんのりした甘みも程よいアクセントとなっている。いや〜、めちゃくちゃ計算されているなぁ。

さてここで、自宅でできるオススメのアレンジ方法も紹介したい。まずはフレッシュネスバーガーに常備されている調味料「ユズスコ」。新感覚の液体ゆずこしょうである。

これをかけることでピリッとした辛さとゆずの爽快感が加わり、一気にすっきりとした味わいに変貌。結構尾を引く辛さなので、調子に乗ってかけすぎると痛い目に合うかも。

続いてはキムチと納豆。ハンバーガーにキムチ!? 納豆!? と驚くと思うが、いざ試してみると……

めっちゃ合う……! キムチは韓国料理なので、もちろんチーズタッカルビとの相性もいいんだろうけど、ここまでマッチングするとは……いっそ、トッピングメニューに加えてほしいくらいだ。

続いて、納豆のほうも試してみると……

こっちもウマいんか〜い! どういう理屈なのかはわからないが、ものっすごい合う。納豆とキムチの相性がいいように、甘辛コチュジャンソースと納豆の相性もいいのかもしれない。キムチと納豆を同時にトッピングしてもウマいのは確実だが、さすがに原型の味がまったくわからなくなってしまいそうなので、そこまでやらなくてよさそうだ。

新感覚の「チーズタッカルビバーガー」は1月24日から発売開始!今年もフレッシュネスの飽くなき探究心をたっぷりと堪能させてもらおう!