「君のことは手放したくないんだよね」
「彼女以上の特別な存在だよ」
好意を抱いている男性にこのような台詞を言われて、関係をなあなあにされている女性もいるのではないでしょうか。それは相手の男性に「付き合わないけど手放したくない」と思われているのかもしれません。
今回は、「付き合わないけど手放したくない」と思う男性心理や、そのように思われる女性の特徴を紹介します。また、好意を寄せている男性に「付き合わないけど手放したくない」といわれたときの対処法もあわせて紹介しているので、悩んでいる女性の方は必見です。
「付き合わないけど手放したくない」と思う男性心理
ここでは、「付き合わないけど手放したくない」と思う男性の心理を解説します。
現状に満足している
よい関係性が築けているのになかなか交際に発展しない場合、今の女性との関係性に満足しており、「無理に変える必要がない」と考えている可能性があります。
無理に踏み込んで深い関係になろうとは考えておらず、つかず離れずのほどよい距離感での付き合いが理想と感じているのかもしれません。
友人から恋人になるとどうしても距離が近くなり、状況によっては行動を制限されて窮屈に感じる場面も出てきますよね。
現状に満足している男性は恋人関係になることで発生する制約は避けたいものの、女性に対して好意は持っているため、手放したくはないと考えているのでしょう。
女性から好かれる自分に酔っている
付き合わないのに手放そうとしないのは、女性から好かれる自分に酔っているだけなのかもしれません。
とにかく大勢の女性に好かれたいという願望があり、相手の女性が自分に好意を持っているとわかると「彼女よりも特別だよ」といった甘い言葉で相手に好意をちらつかせて、友達以上恋人未満の関係をキープしようとします。
女性との関係性ではなく、「自分はモテている」ということで承認欲求を満たしているため、特定の女性と無理に付き合おうとはしません。
恋愛にトラウマを抱えている
過去の恋愛のトラブルで恋愛にトラウマを抱えている男性も、付き合わずに曖昧な関係を続けがちです。
「付き合いたい」と感じていながらも、過去の心の傷が完全に癒えておらず、無意識のうちに深い関係になることを避けているのでしょう。
このタイプの男性と特別な関係になりたいと思うなら、時間がかかることを念頭に置きましょう。
自分に自信が持てない
男性が女性に対して「自分なんかでは釣り合わないのでは...」と感じて怖じ気づいている場合も、なかなか交際に発展しません。
女性に対して好意を抱いていたとしても、自分に自信がなくフラれるイメージしか持てないため、告白できずに友達止まりになってしまうのでしょう。
それでも他の男性には取られたくないので、手放そうとはしません。
価値観は合わないが容姿が好み
付き合えないということは、何かしら交際への決定打に欠けていることの裏返しともいえます。付き合うにはさまざまな条件がありますが、なかでも長い間付き合っていくなら価値観が近いことは非常に重要です。
ではなぜ価値観が合わないのに、友達以上恋人未満のような関係を続けるのかというと、単純に容姿が好みだからという理由が多いでしょう。
他にも恋人候補がいる
他に本命がいる、より気になっている人がいるなどの理由から、付き合ってもらえない可能性もあります。本命と付き合えるかどうかわからず、フラれたときの保険としてキープされているのかもしれません。
そしてキープだからとぞんざいな扱いをしないのは、本命との決着がつく前にあなたが離れていくのを防ぐためだという下心の可能性も高いでしょう。
「付き合わないけど手放したくない」と思われる女性の特徴
「付き合わないけど手放したくない」と思われる女性には共通点があるといわれています。 ここでは、「付き合わないけど手放したくない」と思われる女性の特徴を紹介します。
恋愛経験が少ない
恋愛経験の少ない女性は、「相手に捨てられたくない」という思いから、自分の意見よりも相手の意見を優先して下手に出てしまいがちです。
特に、男性の方が遊び慣れていたり恋愛経験が豊富だったりする場合、こういった関係になりやすいといえます。
男性に「自分にぞっこんで何でもいうことを聞いてくれる」と思われてしまうため、曖昧な関係をキープされてしまうのでしょう。
尽くすタイプ
付き合っていないのに自分に尽くしてくれる女性がいれば、簡単に手放そうと思う男性は少ないでしょう。
ただし、男性からしてみれば「都合よく扱える女性」としか思っていない場合が多く、このような関係を続けていても、付き合える可能性は低いです。
交際に発展させられる女性になるには、男性から「尽くしたい」と思われるようになることが大切です。「尽くしていれば相手に想いが伝わって、いつかは付き合える」という考えは捨てましょう。
すぐに体の関係を持ってしまう
正式に付き合う前に体の関係を持ってしまい、いわゆる「男女の仲」になってしまうと、その後は恋人関係になれないかもしれません。
恋愛において男性が目指すゴールは、「好意を寄せている女性と体の関係を持つ」ということも多いです。それが簡単に達成できてしまうと、「無理に付き合う必要がない」という結論に達する男性もいます。
内気
内気で自分が思っていることをはっきり言えない女性も、男性と曖昧な関係を築きがちです。理不尽な扱いを受けたり無理を言われたりしても、相手に自分の意見を強く主張できないので、相手のいいなりになってしまうのでしょう。
「付き合わないけど手放したくない」と言われたときの対処法
「付き合えないと言われたけど諦められない」
「男性に手放したくないと言われたけど、どうしたらいいのかわからない」
このように悩んでいる女性に向けて、「付き合えないけど手放したくない」と言われたときの対処法を解説します。
素直に付き合いたい気持ちを伝える
最もシンプルなのは、素直に「付き合いたい」という気持ちを伝えることです。
これまで付き合えていないのは、もしかしたら相手にあなたの真剣な気持ちが伝わっていないだけかもしれません。一度気持ちを伝えることで、何かしら男性の心境に変化を与える可能性もあります。
振り向いてもらえるように自分を磨く
魅力が足りていないがゆえに、付き合えない状況が続いていることもあります。
その場合、男性に「付き合いたい」と思ってもらえるように自分を磨き、魅力的な人間になるのが恋愛成就のための近道です。
あなたが魅力的な人間になることで、男性側は「他の男性に取られるかもしれない」と焦りを覚え、交際を検討し始めることも十分に考えられます。
また、自分磨きをすることで自分自身も前向きな気持ちになって視野が広がり、人生がよい方向へ進むことにも繋がっていきます。
頻繁に連絡を取ることをやめる
男性から「付き合えない」といわれている場合、一定期間連絡を取るのをやめることも効果的です。
連絡を取らない間はお互い気持ちを整理できるので、二人の関係性の改善を図れます。
男性もあなたとやりとりしたり会ったりできなくなって初めて、「大切な存在だった」と気づいてくれるかもしれませんよ。
きっぱり諦める
男性がどうしても付き合えないというのであれば、きっぱり諦めて別の恋に時間と情熱を注いだ方が賢明なことも。
「恋は盲目」ともいうように、意中の相手に振り向いてもらおうと躍起になっているときは、「他に代わりの男性なんていない」という考えに陥りがちです。
最終的に付き合えないとわかっていながらも、現在の関係でいいと思っているなら、無理に諦める必要はありません。
しかし、恋人を作ってゆくゆくは結婚したいと考えているなら、辛くても諦めて次の男性を探すという選択を取ることをおすすめします。
「付き合わないけど手放したくない」の男性心理は人それぞれ
今回は、「付き合わないけど手放したくない」と思う男性心理やそう思われる女性の特徴、「付き合わないけど手放したくない」といわれたときの対処法を解説しました。
人間関係は本当に複雑で決まった答えがないため、思うように事が運ばないことも多いです。
「付き合わないけど手放したくない」といわれてしまったときは、自分の気持ちと相手の気持ちを冷静に分析して、今後どのように動くか考えていきましょう。