結婚相手紹介サービスを提供するオーネットは、「恋愛・結婚に関する意識調査」の結果を1月4日に発表した。調査は2023年11月27日〜30日の期間、2024年に成人式を迎える新成人618名(男女各309名)を対象に行われた。
はじめに、これまでの交際経験について尋ねると、61.7%が「交際経験あり」と回答。過去7年間で最高の62.9%だった昨年から1.2ポイント減少となったものの、女性は初めて70%を超えた。一方、男性は53.1%と、男女差(17.1ポイント)が大きく開く結果となった。
現在交際している異性がいるかという質問には、全体で29.4%が「いる」と回答し、昨年の34.5%から5.1ポイント減少したことが明らかに。
男性は昨年(33.3%)から8.1ポイント減少の25.2%と4年ぶりに低下に転じた。女性も昨年の35.6%から1.9ポイント減少の33.7%となった。
交際相手がいると回答した男女182名に、相手とどうやって知り合ったか尋ねると、全体のトップは昨年と同様に「大学(専門学校)、大学院などの知り合い」(28.0%)となり、昨年(24.4%)から3.6%増加となった。
男女別にみると、男性では「大学(専門学校)、大学院などの知り合い」が35.9%で、昨年の28.2%から7.7ポイント増加し、2位の「幼稚園~高校時代の知り合い」の19.2%(昨年27.2%)を大きく引き離した。
3位の「ネット(SNS・アプリ)で知り合った」は、女性のみの回答では1位(23.1%)となり昨年の22.7%から0.4ポイントの微増。女性の2位には「大学(専門学校)、大学院などの知り合い」が22.1%(昨年20.9%)でランクイン。3位の「幼稚園~高校時代の知り合い」の20.2%(昨年20.9%)と僅差だった。
また、今後異性との交際を積極的にしていきたいか聞くと、全体で43.4%の男女が「積極的にしていきたい」と回答。
男女ともに前年から減少するという結果になり、2019年以降ではコロナ禍の影響を受けて落ち込んだ2021年に次ぐ低水準(女性は2022年と同値)となった。
「ネットによる出会い」について、SNSで知り合った異性との恋愛はありかと尋ねると、全体の48.2%が「あり」と回答した。