伊達航、最後の事件!後輩・高木渉と同期・降谷零の想いは?アニメ『名探偵コナン』

©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

名探偵コナン名探偵コナン
アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)1月13日は『高木と伊達と手帳の約束(後編)』が放送された。



阿笠博士のお見舞いにやってきた江戸川コナン、吉田歩美、小嶋元太、円谷光彦、灰原哀。その帰り道、高木渉刑事が強盗犯を追いかけている場面に遭遇する。挟み撃ちのため別ルートから佐藤美和子刑事もやってきて、無事に強盗犯は確保された。逮捕時刻を記入しようと手帳を開いた高木刑事は、そこに一年前に交通事故で亡くなった伊達航刑事が書き残した暗号のメモがあることに気が付く。「自分なら分かるかもしれない」と手帳を見たコナンが導き出した場所は、喫茶ポアロだった。そこである誘拐事件にたどり着いたコナンたちは、ポアロに残された情報から誘拐犯が指定した身代金の受け渡し方法を推理。フランス自動車メーカー副社長の息子・アランを救出することに成功するが……というストーリーの解決編。



伊達が生前、解決することができなかった最後の事件のため奔走することになった今回。多くの視聴者の注目が集まったのは、先輩後輩として仲が良く事件を託されていた高木と、図らずも事件解決に協力することになった警察学校の同期で友人の降谷零(安室透)だ。



SNS上では「降谷さん、伊達班長が育てた後輩の成長を見届けたか」「そこで伊達刑事と同じ爪楊枝!」「最後涙出てきた……」「伊達さん! 高木刑事がんばったよ!」といった、視聴者の様々なリアクションが見られた。黒ずくめの組織に潜入している公安警察という立場上、伊達に連絡をとることができなかった降谷(安室)。その会えなかった期間に伊達が育て残した高木の中の魂を感じ取ったのは、視聴者も同じだったようだ。



今回、何度も降谷(安室)に「過去に会ったことがあるのでは?」と聞いていた佐藤刑事。何となく記憶に残っている様子だが、果たして思い出すときは来るのだろうか?



【文:山田 奈央】