2024年3月、いよいよ横浜美術館がリニューアルオープンします! リニューアルの詳細やビジョンが公表されると、SNSでは「オルセー美術館みたい!!」「これはめちゃくちゃ嬉しい」「待ってたよー」と期待の声が寄せられています。
今回は、マイナビ学生の窓口に所属する大学生「トレンドリサーチャー」が注目するニュースを紹介します。
「港」をテーマに生まれ変わった自由な空間
実に3年間にも及んだ今回のリニューアル工事、そのテーマは「港」。美術館は、来るもの、出るもの、多様な文化や価値観が交錯する「港」のようであり、そこに訪れる人もまた「港」であるとし、「横浜美術館は、あなたという港がひらく場でありたい」という。
建物に入ると目の前に広がるのは、横浜美術館でもっとも印象的な大空間「グランドギャラリー」。30年以上前に、建築家・丹下健三氏が“人びとが自由に、自発的に使いこなすこと”を期待して設計したこの空間を、グランドギャラリーを中心とする無料エリア「じゆうエリア」にリニューアル。
誰もが無料で入場することができ、3階から移設された美術図書館も閲覧可能。いろんな色、いろんなかたちの家具が置かれ、あらゆる人を歓迎する、どんな人にも居場所がある、そんな美術館の新時代を象徴する場所となっています。
なお、リニューアルオープンは3月15日。同日より、3年に一度開催される現代アートの国際展「第8回横浜トリエンナーレ『野草:いま、ここで生きてる』」が開催されます。新しくなった横浜美術館で、世界最新の現代アートに触れてみてはいかがでしょうか。
トレンドリサーチャー: 清水かおり
文:CHIGAKO
編集:マイナビニュース ワーク&ライフ編集部
3月15日に再開館する #横浜美術館 のリニューアルに関する情報を公開しました。
— [休館中]横浜美術館 | Yokohama Museum of Art (@yokobi_tweet) January 10, 2024
約3年にわたる改修工事の間、考えてきた新しい美術館の姿。そこで見えてきた思いを「ミュージアムメッセージ」、「じゆうエリア」、「サイン計画およびリニューアルロゴ」によってあらわしましたhttps://t.co/UQhnufS67T