MONA companyは、「生理のストレスと仕事のパフォーマンス」についてのアンケート結果を2024年1月4日に発表した。調査は2023年12月12日に実施され、一都三県に在住する20代~40代の働く女性600名を対象にインターネットで行われた。
はじめに、仕事中に「生理」のストレスがなくなれば、仕事のパフォーマンスは向上すると思うかと尋ねたところ、75%が「向上する(とても向上+少し向上)」と回答。「あまり変わらないと思う」と回答したのは25%だった。
続いて、生理のストレスがなくなると、通常時に比べて仕事のパフォーマンスはどの程度になると思うかを調査。「100%(変わらない)」と回答したのが55%で最多、次いで、「110%」(18%)、「120%」(16%)、「130%」(7%)と続いた。
仕事中に生理でストレスを感じたことはあるかという質問に対しては、74%が「ある」と回答。「ない」と回答したのは18%、「どちらでもない」は8%だった。
また、生理になると仕事のパフォーマンスは低下するかと尋ねると、「低下する」は64%、「低下しない」「どちらでもない」と回答したのは各18%だった。
仕事のパフォーマンスが低下すると答えた人に対して、通常時に比べてどの程度になるのか聞くと、最多は「70%」(73人)。次いで、「60%」で61人、3番目が「30%」で58人、4番目が「50%」で54人という結果に。
「仕事中にストレスを感じている」と回答した人に対して、どんなストレスを感じているかと尋ねたところ、大きく6つに分類された。
「ナプキンから横漏れしてないか?」という経血の漏れに対するストレスが3割と多く、それに関連して「仕事中に交換できない」「トイレに行けない」という物理的なストレスも2割を超えた。
一方で、「意味もなくイライラする」「少しのことでイライラする」といった内容のコメントも非常に多く、生理痛がひどく、結果としてけん怠感や眠気、だるさが生じたり、仕事に集中できないという声が寄せられた。