丸亀製麺の冬限定うどん、「ひと手間かけた冬のうまい!」シリーズが今年も始まった。

その第1弾として12月5日から期間限定で販売された、シリーズ人気No.1の「鴨ねぎうどん」と、今年1月に初登場するやいなや大好評となった「肉がさね玉子あんかけうどん」を、今回実食してきた。

いずれも寒い冬にぴったりなうどんであることは間違いないのだが、昨年からさらなるバージョンアップがされており、感動的に美味しい一杯となっているので、その特徴とともに早速ご紹介していく。

鴨の脂の甘みがたまらない! 鴨ねぎうどん

まずは、鴨ねぎうどん。

  • 鴨ねぎうどん、こちらは(並)820円。(大)960円、(得)1,100円。

とりあえずスープを一口……、鴨のコクと脂の甘みが一気に押し寄せ、あしらいの三つ葉と柚子皮の香りが絶妙なバランスで加わってくる。

そう、今年は鴨が一味違うのだ。贅沢なロース肉を使用しており、非常に柔らかな肉質となっている。さらには、調理方法にもこだわっており、注文を受けてから手鍋に特製の鴨だしに下味をつけた鴨ロース肉を火にかけ、手早く仕上げることで、一切のパサつきがない。

  • この鴨肉の大きさと程よい厚み...たまらないでしょう

白ねぎも昨年同様、こんな厚みのある贅沢な冬ねぎを使用しているそう。寒い時期だからこそ、甘みがより一層増すようで、とても美味しい。

  • 鶏油を加えて焼いており、香ばしさも楽しめる

鴨の旨みがしみた特製のスープは、こんなにもキラキラと輝いている。

うまいの四重奏!肉がさね玉子あんかけうどん

続きまして、肉がさね玉子あんかけうどん。

2023年1月に初めて発売され人気商品となった「肉玉あんかけうどん」をバージョンアップして誕生した一杯である。

  • 肉がさね玉子あんかけうどん、こちらは(並)790円。(大)930円、(得)1,070円。

「肉がさね」というだけあって、うどんをすくい出すのが大変なくらいに肉がどさっとのっている。入っているのは、甘辛く炊いた牛肉に、生姜を効かせた豚と鶏の合わせそぼろ。この肉たちと白飯でもいけてしまいそうなほど、食欲をそそられる香りがする。

  • 玉子あんはふわふわとろとろで、肉との馴染みも素晴らしい。

混ぜて食べれば、どこを食べても肉・肉・肉……・。お腹いっぱい肉の旨みを味わいたい方にとっては、これ以上なく贅沢なうどんとなっている。

  • 食べ終わる頃には、お腹の中からポカポカになった

この冬のうまい! は第4弾まで

今回紹介した「鴨ねぎうどん」「肉がさね玉子あんかけうどん」の販売期間は2024年1月下旬までだが、販売状況によっては終了時期が早まることも予想される。「まだ食べていない」「是が非でも食べに行きたい」という方はぜひお早めにお近くの丸亀製麺に足を運んで欲しい。

また、「ひと手間かけた冬のうまい!」シリーズは、今回を皮切りに続々と商品が登場する。第4弾まで続く予定で、冬にこそ食べたくなるこだわりの一杯に、今後も期待しかない。

テイクアウトができる「丸亀うどん弁当」も登場!

丸亀製麺では、この冬の時期に、お持ち帰り専用の「丸亀うどん弁当」が発売されているのをご存知だろうか。だし×天ぷらの組み合わせで自分好みの一杯を選ぶことができる弁当があるのだ。だしは、温かい「かけだし」「玉子あんかけ」、冷たい「ぶっかけだし」の3種類から選ぶことができる。

  • 今年はなんと12種類からうどん弁当が選べる(写真は一部)

筆者は、今年新発売となった「まいたけ天玉子あんかけうどん弁当」をいただいた。

実はテイクアウトで丸亀製麺のうどんをいただくのが初めての筆者。まず、容器がしっかりしていることに感動した。密閉性に優れており、自宅に持ち帰るまでに容器を少し斜めにしてしまったのだが、全くこぼれることがなく、安心ができるところもポイントが高い。

天ぷらは一つ一つがとても大きく、食べ応え満載である。だしとの相性ももちろん抜群。口いっぱいに広がるまいたけの香りがたまらなく美味しい。

  • まいたけ天玉子あんかけうどん弁当、710円。他にも、野菜バラ天、ちくわ磯部天が入っている他、玉子焼きときんぴらが添えてある。

温かい「丸亀うどん弁当」の発売期間は2024年3月中旬まで。お持ち帰りでも、打ち立てであつあつなうどんが食べられるこの時期をお見逃しなく!