俳優の野村周平が14日、都内で行われたフジテレビ系ドラマ『婚活1000本ノック』(17日スタート、毎週水曜22:00~)の制作発表会見に登場。クランクイン前の会見に終始困惑した。
生涯のパートナーを求めて日々奮闘中の売れない小説家・南綾子(福田麻貴)の目の前にかつて「クソ男・オブ・ザ・イヤー」の栄冠を与えたクズ男・山田クソ男(八木勇征)が幽霊となって目の前に出現し、自らが成仏するためにバディとなって彼女の婚活をサポートすることになる同ドラマ。野村は、幽霊の山田の導きにより綾子と出会い、婚活相手となる有名貿易会社の御曹司を演じる。
会見では、キャストそれぞれの場面写真が紹介されていくが、野村だけはポスターと相関図用に撮影した、6枚のバラエティ豊かな表情の写真を公開。その理由について、野村は「僕、まだ(クランク)インしてないんですよ」と告白し、「スタッフさんからは“(去年の)12月末くらいからインするから準備しといて”と言われてたんですけど、まだですよ。どこまで待たせんねん!」と現状を訴えた。
この会見が初対面のキャストもいるが、「めっちゃ仲良い感じにさせられてます」「今日会ったばっかりなのに(八木勇征のことを)“勇征って呼んでください”ってすごい言われました。勇征に言われるならまだしも、全然違う人に言われて」とぶっちゃけ。
その上、自身の役柄について詳細がまだ明かせないという事態に直面し、「俺を制作発表に呼ぶな!(笑)」と嘆いたが、そんな野村に対し、八木は「これからシーンも一緒になってくると思うんで、プライベートでもご飯食べに行きましょう」と誘ってなだめていた。
会見では、劇中に登場する「クソ男・オブ・ザ・イヤー」にかけて、自身にとっての「◯◯・オブ・ザ・イヤー」を聞かれる場面も。野村は「毎日半身浴をめちゃくちゃするんで、たぶん東京の水をほとんど俺が使ってる“水・オブ・ザ・イヤー”です。東京都の水不足は俺のせいだと思います」とアピールした。
半身浴では台本を読むことが多いそうで、「ずっと長いこと入れるし、台本読みながら汗かけるし、あとは台本が湿気でしわくちゃになるんです。それで読んだ感が出るから、全俳優にオススメです」と、作品に向き合う熱量の見せ方を伝授した。