ウクライナ国立歌劇場管弦楽団が、俳優・西島秀俊が主演を務めるTBS系日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(14日スタート、毎週日曜21:00~)の第1話に登場する。
本作は、天才指揮者だったが“ある事件”で家族も音楽も失った父親・夏目俊平(西島秀俊)と、そんな父を拒絶し音楽を嫌う娘・響(芦田愛菜)が、地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し、親子の絆と人生を再生させていくヒューマンドラマ。西島と芦田のほか、宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、佐藤緋美、久間田琳加、大西利空、石田ゆり子、淵上泰史、津田寛治、満島真之介、玉山鉄二、西田敏行らが出演する。
14日放送の第1話に、ウクライナ国立歌劇場管弦楽団が出演。俊平のマエストロ現役時代の演奏シーンで登場する。ウクライナ国立歌劇場管弦楽団は1834年に誕生した歴史と伝統を誇るオーケストラ。困難な状況にありながらも、昨年は芸術家、表現者としての姿勢を貫く強い想いと共に来日公演を行っていた。出演シーンはその最中での撮影となり、俊平に起きた5年前の“ある事件”のキーポイントとなるシーンをアパッシオナートに彩る。
企画プロデュースを務める東仲恵吾氏は、「物語の重要なシーンで、ウクライナ国立歌劇場管弦楽団の皆さんにご出演いただきました。本作の劇中で、“音楽は人の心を救う”という台詞があるのですが、これはウクライナの演奏家の方々が、困難な状況の中で街の人たちのためにクラシックを演奏した姿を見たときに実感したことです。今回、そんなウクライナの楽団の皆さんにご縁あって、ご一緒させていただきました。この作品が一人でも多くの人を元気にできるものになればと思っております。ぜひお楽しみください」とコメントしている。
【編集部MEMO】
『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』の主題歌は、アイナ・ジ・エンドの新曲「宝者」。作詞・作曲はアイナ・ジ・エンド、編曲は河野圭が担当した同楽曲は、温かい雰囲気の中にあるどこか切ない表現が、ドラマとマッチしたミドルバラードに仕上がっている。
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