歌手のGACKTが7日、YouTubeチャンネル『キャイ~ンのティアチャンネル』にゲスト出演。ロックバンド・TUBEとのコラボ楽曲「サヨナラのかわりに」の誕生秘話を語った。

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『2023 FNS歌謡祭』でTUBEとコラボ

この日に公開された動画では、長年の親交があるキャイ~ン・天野ひろゆきとドライブトークを展開。昨年12月の『2023 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で初披露した同曲について、コラボの経緯を聞かれると、「前田さんは昔から知っている」と関係性を告白。GACKTによると、TUBEの前田亘輝とは、「一時期、業界の中で、前田さんと僕が仲悪いっていうウワサが流れた。なんかGACKTがやらかして、前田さんが怒ってるみたいな」と明かし、「前田さんが面白がって、“仲良いとかやめようぜ。仲悪いイメージだけでいこうぜ”って言うから」と苦笑いしていた。

実際は、前田と親交があったというGACKT。一年ほど前の食事会では、前田から、「この歳になって、いろんな人と曲を歌おうかなと思ってて。ガクちゃんどうなの? 俺と歌うとかあるの?」と相談されたそう。オファーを快諾したGACKTは、「“お互いに共通のテーマを探そうよ”って言って。僕らもいい年じゃん? 前田さんは、僕の4つ上だけど先輩だから。“等身大のままで届く歌をやったほうがいいんじゃないですか?”って言って、歌詞のキャッチボールもやって」と、共作で書き下ろした同曲の制作過程を振り返った。

また、“人との別れ”をテーマにした同曲。GACKTは、「長く連れ添った奥さんだったり、彼女だったり、彼氏だったり、旦那さんだったり。もしくは、ずっと一緒に過ごしたペットも、親もそうじゃん。長くいると、みんな家族になる。同志みたいな、戦友みたいな」と語り、「そういう人たちが急にポンといなくなるわけじゃない? でも、いずれは自分も同じようにいなくなっちゃうわけだから。それは決して悲しいことじゃなくて、また会える日まで笑顔でいようよっていう。それが一番届くんじゃないかと思って」と、歌詞に込めた思いを明かしていた。

【編集部MEMO】
キャイ~ンは、2020年6月に公式YouTubeチャンネル『キャイ~ンのティアチャンネル』を開設。天野ひろゆきと親交が深いGACKTはこれまでもコラボ企画で同チャンネルに度々登場し、ドライブトークを行う「ガク天ドライブ」では、2人が好きな曲を熱唱するシーンも恒例となっている。