「東京オートサロン2024」の会場で買えるトミカを早速チェックしてきた。今回の開催記念トミカは「フェアレディZ」「RX-7(FD3S)」「ハイラックス」の3車種。イベント向けオリジナルトミカとしては「ハイエース」のカスタマイズデザイン仕様が登場した。欲しければ今のうちに買っておいたほうがいい? タカラトミーの人に聞いてみた。
記念トミカは会場で購入が吉?
イベントの会場は千葉県の幕張メッセ。トミカでおなじみのタカラトミーは中央モールスペース(メッセの正面入り口から入ったフロア=2階、通路の部分)にブースを構える。トミカ販売ブースは国際会議場2階だ。
「東京オートサロン2024開催記念トミカ」は日産自動車の現行型「フェアレディZ」、マツダがかつて生産していたロータリーエンジン搭載スポーツカー「RX-7」(FD3S)、トヨタ自動車のピックアップトラック「ハイラックス」の3車種。イベントオリジナル商品として「ハイエース」のカスタムカーもお目見えした。値段は各825円。1車種につき3台まで購入可能だ。ネットで予約して会場で受け取るという買い方もある。
気になるのはこの記念トミカ、会期中に会場でゲットしなければ今後は手に入らないのか、それともネット通販などで後からでも購入可能なのかという点。そのあたりをタカラトミーの担当者に聞いてみたところ、「売れ残ればトミカショップで販売する可能性はあるんですが……」とのこと。ちなみに、2023年の「ジャパンモビリティショー」で発売となった開催記念トミカ12種については、いくつかの車種は現在でも買える状況にある。
とはいえ、売れ残るかどうかは現時点で予想困難なわけなので、欲しいと思ったら会場に足を運ぶのが吉なのではないかというのが筆者の印象。事実、「東京オートサロン2023」の記念トミカは、今ではもう買えなくなっているし生産されてもいない。開催記念トミカを何台用意しているのかは教えてもらえなかったが、「土日(1月13~14日)に足りるようには用意しています」とのこと。確実に入手したいならネット予約が無難だ。
大人のトミカにレーシングカーが登場!
トミカのブースは、赤い四角に白抜きで「トミカ」と書かれたおなじみのシリーズではなく、黒地にアルファベット小文字で「tomica」と書かれた「トミカプレミアム」にフォーカスを当てた展示内容となっていた。トミカプレミアムは専用の金型を用いて細部までこだわりぬいて作る「大人のためのトミカ」シリーズという位置づけ。東京オートサロンが「大人のお客様が多いイベントなので」こんな展示としたそうだ。
トミカプレミアムの新商品として今回、「トミカプレミアム Racing」というシリーズが初公開となった。展示してあるのはスーパーGTを戦ったホンダ「RAYBRIG NSX-GT」 のトミカだ。モデルとなった実車もあるので見比べてみるのも楽しい。「トミカプレミアム Racing」の発売は2024年4月の予定だ。